『ズーム/見えない参加者』ポスター&予告編 Zoomを介した交霊会で不可思議な現象が

 2021年1月15日より公開される映画『ズーム/見えない参加者』のポスターと予告編が公開された。

 本作は、全編Zoomで制作された史上初のZoomホラー。新型コロナウイルスによってロックダウン中のイギリスを舞台に、Zoomを介して死者と交信を行う「Zoom交霊会」を始めた6人の男女に、次々と不可解な現象が起こる。恐怖から逃げようにも、ロックダウン下で外に出られない。安全なはずのステイホームも悪霊の前では機能しない。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか。

 メガホンを取ったのは、若干17歳での初監督作『Strings(原題)』で、英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞したロブ・サヴェッジ。なお、本作は企画から公開までを、わずか12週間で完成させたという。本作の誕生のきっかけは、監督自身が友人同士で実際に行ったオンライン飲み会で、監督が仕掛けた“いたずら”。その様子を自身のTwitterに投稿したところ、ネット上で拡散され、米最大のホラー映画配信サービスShudderで映画化が決定したという経緯を持つ。

 公開されたポスタービジュアルでは、恐怖に怯え、泣き叫んでいたり、見えない何かに襲われているキャスト陣のリアルな様子が描かれている。

映画『ズーム/見えない参加者』予告編

 予告編では、普段通りの和気あいあいとした飲み会に、主催者のヘイリーが霊媒師を招き入れ、Zoomを介しての「交霊会」が行われる様子が捉えられている。霊媒師の指示通りに見えない参加者を呼び出す。コップが突然割れたり、イスごと身体を後ろに引かれたりと次々に不可思議な現象がメンバーを襲う。「悪霊の可能性もある」と見えない何かに恐怖を感じたメンバーは「交霊会」を終わらせようとするが、不可解な現象は止まらずエスカレートしていく。

■公開情報
『ズーム/見えない参加者』
2021年1月15日(金)、新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン、シネクイントほか全国公開
監督・脚本:ロブ・サヴェッジ
出演:ヘイリー・ビショップ、ジェマ・ムーア、エマ・ルイーズ・ウェッブ、ラディーナ・ドランドヴァ、キャロライン・ウォード、エドワード・リナード
配給:ツイン
2020年/イギリス/英語/68分/カラー/ビスタ/2chステレオ/原題:Host/日本字幕:大城哲郎/G
(c)Shadowhouse Films and Boo-Urns 2020
公式サイト:zoom-mienaisankasha.com

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