広末涼子、寺島しのぶ、常盤貴子、木村多江、木村佳乃、『24時間テレビ』にナレーションで参加

 8月22日18時30分から日本テレビ系で放送される『24時間テレビ43』に、広末涼子、寺島しのぶ、常盤貴子、木村多江、木村佳乃がナレーションとして参加することが決定した。

 広末は、8月22日20時ごろ放送の「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く失われた日本の夏、ふるさとの祭り」企画のナレーションを担当する。お祭り、花火大会、地元ヘの帰省など様々な日本の風物詩が失われた今年。広末涼子の地元、高知のよさこい祭りも67年の歴史で初めての中止となった。広末が、地元のよさこいチームの関係者や祭りに深く関わってきた人々へ取材し、その想いを受け止めて、自らの言葉で語る。

 さらに、同企画では、市川海老蔵が逆境に立ち向かうべく日本にエールを送る一夜限りのスペシャル歌舞伎を演じる。上演にあたり、King & Prince 岸優太も猛特訓を重ねた。また、秋田出身の柳葉敏郎が、地元・秋田の大曲の花火師に取材。日本三大花火のーつに数えられ、100年以上前から、この地で行われてきた「全国花火競技大会」は2021年に延期に。伝統を受け継いできた花火師・齋藤健太郎に取材し、全国の花火師を応援するための「日本の花火エールプロジェクト」の協力で全国各地、同時間帯に打ち上がる花火の模様をお届けする。

 寺島は、8月23日8時40分ごろに放送される「体操・田中理恵7年ぶりの現役復帰!」企画(※放送は一部地域を除く)のナレーションに。本企画では、元体操日本代表・田中理恵が1日限りの現役復帰を果たし、「東京五輪」を目指す寺本明日香&村上茉愛の背中を押すため7年ぶりに「ゆか」の演技を生披露する。

 2010年のロッテルダム世界選手権で日本人で初めてエレガンス賞を受賞した、日本が誇る体操選手・田中理恵。2013年に惜しまれつつも引退、結婚し、今や一児の母となった。東京五輪の1年延期、そしてスポーツ界ではこれを機に引退を決意する選手も。そんな中、東京五輪を目指す寺本と村上の2人に「少しでも前を向いてほしい」という強い想いから、田中は24時間テレビにて1日限りの復帰を決意した。

 7年のブランクを埋めるために家事や育児の合間を縫って日々トレーニングを重ねるさまはまさに自分との闘い。メインパーソナリティーを務める北山宏光(Kis-My-Ft2)が、そんな彼女のもとへ応援に駆け付け、アスリートとしての想い、汗と涙に迫る。そして、田中は、エレガンス賞を受賞した「エリーゼのために」に乗せて、両国・国技館で7年ぶりに「ゆか」の演技を生披露する。

 常盤は、8月23日13時ごろ放送の「映画作家・大林宣彦の『動く』〜妻・恭子との愛の物語」企画のナレーションを務める。日本中に社会現象を巻き起こした映画『時をかける少女』など様々な名作で知られる巨匠・大林監督は、今年4月、82歳で惜しまれながらこの世を去った。そんな大林監督を支え続けたのは、成城大学で出会ってから愛し続けた妻・恭子だった。最初のデートでプロポーズをしてから、63年間ずっと寄り添ってきた恭子。大林監督の作品で主演を務めたこともある南原清隆と、遺作に出演し、その現場を見つめてきた常盤が、夫婦の絆と大林監督の動き続けた姿を語る。2016年、肺がんステージ4で余命3カ月を宣告されながら、撮影した遺作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』に至る大林宣彦の映画作家人生と、妻を愛し続けた愛の物語を描く。

 木村多江は、8月23日17時ごろ放送の「黒柳徹子と寺田心の動物ふれあいプロジェクト」企画のナレーションに参加。ジャイアントパンダの保護活動に勤しんできた黒柳、そして将来の夢に犬の保護施設の設立を掲げる寺田という、動物愛に溢れる2人が今話題の犬の保護施設を訪問する。一見かわいらしい犬たちだが、実は劣悪な環境下で子犬を産まされ続けた繁殖引退犬という辛い過去が。さらに、新しい飼い主がなかなか見つからない病気の子犬や老犬も。厳しい現実を目の当たりにした2人は何を感じたのか。年の差75歳の2人が、愛犬との思い出を語りつつ、犬と人間との関係性、そして保護犬たちのためにできることを考える。

 木村佳乃は、8月23日19時10分ごろ放送の「みんなで繋げよう!史上最大アクションリレームービー」企画のナレーションを務める。NEWS 増田貴久がこの夏に出会ったのは、村山陽香、7歳。彼女は、先天性の難病「アペール症候群」と今、闘っている。「アペール症候群」とは、頭の前後が小さく、両手両足の指がくっついて生まれてくる、およそ10万人に1人の病気。そんな陽香は、病気にも負けず、「人を笑顔にする事」と「YouTubeを見ること」が大好き。

 今回、増田は陽香と一緒に、世界中で話題になったハリウッド女優たちのリレー動画をきっかけに、「史上最大のアクションリレームービー」撮影に挑戦する。それは誰とも直接会わずにリレー動画を繋いでいく、新しい日常での全く新しい試み。佐々木希、吉田沙保里、イモトアヤコ、森七菜など総勢約40名の有名人が参加して日本中を笑顔にする。

 ナレーションを担当する、広末、寺島、常盤、木村多江、木村佳乃の5名からはコメントが寄せられている。

コメント

広末涼子

今年は我慢の夏。自粛の夏。
そんな夏の24時間テレビに、私が愛する「祭り」をテーマに関わらせていただくことができて光栄です。
祭りに懸ける皆さんの熱い想いが、見てくださった方への勇気や元気に少しでも繋がればいいなと思います。
今夜楽しみにしています!

寺島しのぶ

(c)資人導(Vale.)

田中理恵さんの本番の演技を見たい、本当に見てみたい、と思いました。
一児の母となって、7年ぶりの現役復帰は出産の経験のある私は正直驚きました。
「私には絶対にできない事をやりとげようとしている」
そんな挑戦だから、素直に早く"1日だけの田中理恵選手”を見てみたいと思いました。
「東京オリンピック延期」「新型コロナ」など、みんなが暗くなっている今だからこそ、
やれる事をやろうとしている田中さんの姿勢に感銘しました。
現役時代から笑顔が素敵なので、本番の田中さん笑顔はみんなに勇気を与えてくれると思います。
私もオリンピックが大好きなので、延期になって非常に残念だと思っていたので、田中さんの挑戦は心から楽しみだし、何かを感じられると思っています。
ちなみに、もし私が何かに挑戦するとしたら、高校時代に打ち込んでいたハンドボールです(笑)。
今は元ハンドボーラーとして、日本代表を応援しています!

常盤貴子

同行二人で歩んで来られた大林宣彦監督・恭子さんの結婚生活は、「人と人とが出逢うということは、かように尊いものなのだ」と、私たちに教えてくれる。
病で弱ってきた姿を撮られるのは気が進まなかったはず。それなのに、カメラの前で全てをさらけ出し、言葉を紡いできたのは、こういうことだったのかと、今更ながらに驚かされています。
自分が旅立った後であっても、言葉を届けることができる。だから撮っておいておくれ、ということだったんだな、と。
天国からのメッセージは、より強いコトダマで私たちの心に染み通ります。
たくさんの方々に、監督からの言葉が届きますように。

木村多江

動物虐待や殺処分、子どもを産むためのパピーミル……。様々な問題があることを知り、非常にショックでした。
犬たちの良い側面だけ見て、見えていない部分を詳しく知ろうとしていなかったのかもしれません。これを機に勉強したいと思いました。
このコロナ禍での自粛中、私を癒してくれているのは、家で飼っている1匹のメダカ、そして動物の動画です。
動物は私たちを癒し、救ってくれる存在です。
私たちと同じ生き物であり、同じ命。同じように大切にされていかなければいけないと改めて感じました。

木村佳乃

(c)「ミセス」2020年7・8月号

私も同じくらいの年齢の娘がいるので、すごく感情移入しました。
はるちゃんのピアノの上達ぶりに驚かされました。ピアノを弾きにくい手のはずなのに、諦めずに努力して、上達していく姿に人間の可能性が無限だと感じました。
私が一番いいなと思ったのは、寝る前に、はるちゃんとお母さんが手の話をする場面です。はるちゃんが「この手、ダメって言われたら嫌だ」と言ったら、お母さんが「そうだよね」と一度共感してあげるのが非常に素晴らしいと思いました。娘の気持ちに寄り沿ってあげるというのはなかなかできることではないです。
私もはるちゃんのお母さんを見習いたいと思います。
今回、私もアクションリレーに参加させて頂きました。YouTubeを配信したことないので、ユーチューバーになったみたいで気分良かったです。完成版が非常に楽しみです。

■放送情報
『24時間テレビ43』
日本テレビ系にて、8月22日(土)18:30〜8月23日(日)20:54放送
メインパーソナリティー:井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)
24時間テレビサポーター:徳光和夫
総合司会:羽鳥慎一、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)

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