『LETO -レト-』若者たちのひと夏を切り取った特別映像公開  ポスター&メイキング写真も

 7月24日公開の映画『LETO -レト-』より、特別映像と第2弾ポスタービジュアルが公開された。

 本作は、無実の容疑で国に拘束され、現在もロシア政府の監視下にある前衛的な芸術家キリル・セレブレンニコフが、1年半の自宅軟禁の最中に完成させた青春音楽映画。

 ときは1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラードでは、レッド・ツェッペリンやT・レックスなど西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。その最前線で人気を博していたバンド「ズーパーク」のリーダーであるマイク(ローマン・ビールィク)のもとに、ある日、ロックスターを夢見るヴィクトル(ユ・テオ)が訪ねてくる。彼の才能を見出したマイクは、共に音楽活動を行うようになるが、その一方で、マイクの妻ナターシャ(イリーナ・ストラシェンバウム)とヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた。

 第2弾ポスタービジュアルでは、80年代当時の旧ソ連の街頭を背景に佇むマイク、ヴィクトル、ナターシャの姿が切り取られている。

映画『LETO -レト-』30秒特別映像

 特別映像では、ヴィクトルらが波打ち際ではしゃぐ姿やライブの様子、オノ・ヨーコとジョン・レノンのキスを模したシーンなどが捉えられている。

 あわせて公開されたメイキング写真では、ヴィクトルのライブシーン、酒を片手に電話ボックスにたたずむマイクや、楽屋でギター片手にタバコをふかすロックミュージシャンらの姿が切り取られている。

■公開情報
『LETO -レト-』
7月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督:キリル・セレブレンニコフ
出演:ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク
配給:キノフィルムズ/木下グループ
後援:駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会
2018/ロシア・フランス/スコープサイズ/129分/モノクロ・カラー/英語・ロシア語/DCP/5.1ch/日本語字幕:神田直美 原語監修:松澤暢子/原題:Leto/英題:Leto (The Summer)
(c)HYPE FILM, 2018
公式サイト:leto-movie.jp

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