『絶対零度』上杉柊平が重要人物に急浮上! 伊藤淳史と柄本明の繋がりも明らかに
また、今回はシーズン3でミハンの統括責任者だった東堂(伊藤淳史)がゲスト出演した回でもあった。刑務所で東堂は井沢から「ミハンは扱う人間によって光にも闇にもなる」「これからミハンがどうなっていくのか」「あなたには見届けていてほしい。生きろ。生きてくれ」と未来を託された。その意思を継ぎ、東堂はビッグデータを使って人のためになる研究を行っている。そして、東堂と加賀美はミハンシステム立ち上げからのメンバー。加賀美との関係性はもちろん、元警察庁次長・町田(中村育二)の殺害、南雲の暗殺に黒幕として動くクラッカーの存在という、ミハンに関わる不可解な出来事を、このタイミングで整理する役として、東堂が適任であったとも言える。
第6話では、篠田と井沢が対話。篠田は「素敵な人だと思ってます」と小田切への溢れる思いを吐露しながら、「この世界から犯罪がなくなればどれだけいいか」と話す。北見が睨んでいた先にいる対象は、小田切なのか、それとも篠田なのか。最終話に完成するであろうパズルに向け、一つのピースも見逃せなくなってきた。
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter
■放送情報
『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:沢村一樹、横山裕、本田翼、森永悠希、高杉真宙、上杉柊平、マギー、粗品(霜降り明星)、水野美紀、柄本明ほか
脚本:浜田秀哉
企画:稲葉直人
プロデュース:永井麗子、関本純一
演出:石川淳一、品田俊介ほか
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/zettaireido/