『鈍色の箱の中で』キャスト発表 久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩が全員片思い

 テレビ朝日で2月8日深夜3時からスタートする連続ドラマ『鈍色の箱の中で』の主要キャストとして、久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩が出演することが発表された。

 この情報は、本日1月11日に実施されたライブ配信番組の中で発表されたもので、5人は幼なじみの高校生役となる。本作は、漫画家・篠原知宏が電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載中、複数のランキングにおいて1位を獲得している同名作品が原作となっており、同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの切なくも危険な偏愛ラブストーリー。女子高校生、桜井美羽(さくらいみわ)を中心に、5人の高校生の複雑な感情が交錯していく。

 ヒロイン桜井美羽を演じるのは、テレビドラマやCMで活躍中の久保田紗友。美羽が想いを寄せる、隣の部屋に住む幼なじみ辻内基秋役を萩原利久、美羽に想いを寄せるも、屈折した感情から素直にその想いを伝えられない真田利津役を神尾楓珠が演じる。

 さらに、美羽の幼なじみで良き相談相手であると同時に、美羽への強いコンプレックスを抱いている女子高生・高鳥あおい役には岡本夏美が決定。同じく幼なじみの男子高校生・庄司悟役を望月歩が演じる。

 物語のキーになるのは、高校生たちの揺れ動く気持ちを映し出すキスシーンの数々。“気持ちを押し付ける独りよがりのキス”、“寂しさを埋めるだけのキス”、“略奪のための強引なキス”、“気持ちを試す駆け引きのキス”、“慰めのキス”などすべてに共通しているのが、一方通行でしかない“片想いのキス”であるということ。

 なお、本作は、「360°(サンロクマル)ドラマ」と銘打たれており、様々な方法で作品を発信。本編の一部分を切り出した見どころシーンや、ドラマ内では描かれない登場人物同士のやり取りなどが番組公式の特設サイトやSNSで発信され、また動画見放題サービス「ビデオパス」では、地上波放送では描き切れなかったストーリーを配信したり、地上波放送に先駆けて先行配信を行う予定だ。

久保田紗友 コメント

美羽は素直で純粋ゆえ、傷つくことの多い女の子。そんな彼女を『なんとか助けてあげたい……!』と願いながら演じていました。特に、基秋とのシーンはとても切ないものばかり。
それでも、基秋に対する彼女はとても魅力的で、そのまっすぐさを羨ましくも思いました。全体を通して切ないキスシーンが多いですが、それぞれに意味があるので大切に演じました。
誰もが経験するであろう切ない気持ちが詰め込まれている物語で、個性豊かなキャラクターが集まっていて、どなたでも、必ず登場人物の誰かに共感できるところがあると思います。
ぜひそこを楽しみながら見ていただきたいです。

萩原利久 コメント

原作は15歳ですが、ドラマでは17歳の設定。たった2年ですが、10代にとっては感情も考え方も大きく変わる2年だと思います。だから、表情や仕草を当初の計画よりも、少し大人っぽくすることを心がけました。ただ、見た目はちょっとでも若く見えるように、すね毛をすべて剃って臨みました(笑)。特に見てほしいのは、やはりキスシーンです。まさか、楓珠とキスすることになるとは思っても見ませんでしたね(笑)。前から仲の良い楓珠や岡本さんなど、友達同士のキスはなんとも言えない気持ちになりました(笑)。画として衝撃で、何度見ても慣れませんでした。そのほかにも見所がたくさんあるので、楽しみにしてください!

神尾楓珠 コメント

影のある役柄に興味があったし、ずっと金髪にしたかったので、金髪の利津役に決まったときはすごくうれしかったです。『早く演じたい!』と思いながらクランクインに臨みました。このドラマは、キスシーンが多いのが特徴です。なんと、僕は全員とキスをします! もちろん、仲の良い利久とも(笑)。でも、そこまで抵抗はなかったです。役になりきっていたので、シーンの中のひとつとして演技に集中しました。
ただ、男の唇は固いと思っていたけれど、柔らかくてビックリしました! 意外といい唇しているんだなと(笑)。ドロドロした恋愛模様にぜひ注目してほしいです。

岡本夏美 コメント

あおいのように、何事にも精一杯がんばる子を演じてみたかったので、まさに待ち望んでいた役柄でした。あおいは洋服や小物などのおしゃれにこだわる子なので、見た目も意識しましたね。メイクさんと相談しながらピンを使ったヘアアレンジを色々試してみたので、あおいのファッションやメイクも見所のひとつになっていると思います。キスシーンは初めてだったのでクランクインする前は「どうなるんだろう?」と不安に思うところもありましたが、作品の中の大切なシーンのひとつとして監督と話し合いをしながら、試行錯誤しました。この作品は恋愛ドラマですが、普通のラブストーリーではありません。それぞれの登場人物が持つ切なさも、悲しさも、愛おしさも、すべて楽しみながら見ていただきたいです!

望月歩 コメント

共演したことのある利久くんや楓珠くんとまた一緒に演技できることを楽しみにしながらクランクインしました。僕自身はこれまで静かな役を演じる機会が多かったのですが、悟は、ムードメーカーで元気なキャラクターなので、なるべく明るく振る舞うようにしました。たまに空回りすることもありましたが(笑)、そのおかげで違和感なく役に入ることができたと思います。キスシーンについては「『この現場だと、キスする感覚が左肩に手を置くくらいだね』と女性スタッフさんたちが話していた」と聞いて、「確かに…」と思いました。このドラマの現場でのキスはそんな感じでした(笑)。
悟はバスケットボール部に所属している設定なので、僕もクランクイン前にバスケの練習や筋トレを頑張りました。試合のシーンもぜひ楽しみにしていてください!

■放送情報
360°ドラマ『鈍色の箱の中で』
テレビ朝日にて、2月8日(土)スタート 毎週土曜深夜3:00〜3:30放送
ビデオパスにて、地上波放送終了後、見放題独占配信スタート
キャスト:久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩ほか
原作:篠原知宏『鈍色の箱の中で』(LINEマンガ)
脚本:大北はるか
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、新野安行(ザフール)、疋田理紗(ザフール)
監督:久万真路
制作協力:ザフール
制作著作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

関連記事