紅白出場の三浦透子、『ロマンスドール』で話題の歌声を披露!? 高橋一生との場面写真も公開
2020年1月24日に全国ロードショーとなる『ロマンスドール』より、高橋一生演じる哲雄と三浦透子演じるOL・ひろ子の場面写真が公開された。
本作は、タナダユキの同名小説を原作者自らメガホンを取り映画化したラブストーリー。美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋一生)が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていることだった。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける。
三浦は、2002年にサントリー「なっちゃん」のCMで2代目なっちゃんとしてデビュー。その後TVドラマ『鈴木先生』(2011年/テレビ東京系)では原作のキャラクターの雰囲気を見事に再現した演技を見せ、主人公の愛人役を大胆に演じた『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018年)も記憶に新しい。さらに、2020年2月28日にはバカリズム原作×脚本×主演の映画『架空OL日記』が、2020年2月7日には中川龍太郎監督『静かな雨』の公開も控えるなど、女優として様々な作品で活躍。さらに、歌手としても精力的に活動しており、映画『天気の子』(2019年)ではRADWIMPSが手がけた主題歌楽曲「グランドエスケープ」などのボーカリストとして参加した。
今年大きな話題となった三浦の歌声だが、実は彼女の声の魅力に最初に目をつけたのは本作のメガホンを取ったタナダ監督だったという。2人が初めて会ったのは、三浦が女子高生の頃。ある企業CMのオーディションで出会い、ワンフレーズ声を聴いただけでタナダ監督は「天使の歌声を持つ子がいる!」と衝撃を受けたという。その後自身が監督を務めた映画『ロマンス』(2015年)の主題歌や、同じくタナダ監督が手がけた「ミノン」(2018年)のCMに流れる楽曲の歌唱を三浦にオファー。タナダ監督に歌声を褒められた三浦も、スピッツの「君が思い出になる前に」やEvery Little Thingの「Time goes by」などをカバーしたアルバム『かくしてわたしは、透明からはじめることにした』をリリースするなど音楽方面にも力を入れている。
三浦の声を絶賛するタナダ監督が、本作では高橋演じる哲雄が結婚後に出会うことになるひろ子役をオファー。タナダ監督は、「いままで歌でご一緒してきたので、今回やっとお芝居でお仕事できました」と念願だったことを語り、キャラクターについても「“ひろ子”という役は、酒癖は悪いけど、自分を客観視できて、自分の足で立てる賢さを持った子。透子さんが持っている凛とした雰囲気が、ひろ子に合っていたと思います。本作でも劇中でカラオケに行くシーンがありますが、どうしても歌ってもらいたくなっちゃうんですよね(笑)」とコメントしている。
■公開情報
『ロマンスドール』
2020年1月24日(金)全国ロードショー
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ、ピエール瀧、きたろう、渡辺えり
脚本・監督:タナダユキ
原作:タナダユキ『ロマンスドール』(KADOKAWA刊)
配給:KADOKAWA
(c)2019「ロマンスドール」製作委員会
公式サイト:romancedoll.jp