竹内涼真主演『テセウスの船』追加キャスト12名発表 安藤政信と貫地谷しほりがミステリアスな役に

 2020年1月より放送がスタートする竹内涼真主演のTBS日曜劇場『テセウスの船』の追加キャスト12名が発表された。

 週刊漫画誌『モーニング』(講談社)で連載されていた東元俊哉による同名漫画を原作とした本作は、時代を超えて繋がる家族の絆を描くミステリードラマ。

 生まれる前に父が殺人犯として逮捕された主人公・田村心は、母・佐野和子と姉兄と共に加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップし、生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会う。

 主人公・心役で主演を務める竹内のほか、殺人犯として逮捕された心の父親・佐野文吾役で鈴木亮平、母親・佐野和子役で榮倉奈々、心の妻・田村由紀役で上野樹里が出演する。

 このたび出演が発表されたのは、ユースケ・サンタマリア、麻生祐未、芦名星、竜星涼、笹野高史、六平直政、今野浩喜、霜降り明星・せいや、白鳥玉季、番家天嵩、安藤政信、貫地谷しほりの12名で、事件の真相の鍵を握る重要なキャラクターたちを演じる。

 平成元年にタイムスリップして父が逮捕された殺人事件の謎を追う心を怪しんで正体を暴こうとする辣腕刑事・金丸茂雄役をユースケ、殺人事件のあった小学校の教員・木村さつき役を麻生が演じる。また、事件の行方を左右する村人役で芦名と竜星、怪しい村人役で笹野、六平、今野、せいやが出演。そして、令和の時代で登場するミステリアスな役どころを、安藤と貫地谷が演じる。

コメント

安藤政信

TBSのドラマは21年ぶりくらいの出演で、役者デビュー当初に自分を育ててくれた局ですので、今回この作品に参加させていただき光栄に思います。主演の竹内涼真さん、そしてこのドラマの脚本。本当に素晴らしい作品になります。僕も全力で涼真と芝居sessionをして魅力のある登場人物の一つのピースになるよう、頑張ります。

貫地谷しほり

もともと漫画を読んでいて大好きな作品でしたので、役を聞く前に「やります!」とお伝えしたのを憶えています。今回の登場人物はみんな複雑な状況に置かれたキャラクターばかりですが、今回私が演じる田村鈴もとても複雑なものを背負い込んでいる役柄です。毎回のハラハラを私自身楽しんで参加したいと思います。ぜひ放送を楽しみにしていてください!

ユースケ・サンタマリア

原作の漫画を読んだらドハマりしまして……。僕が演じる金丸というキャラクター、見た目から何から自分とはあまりにもかけ離れたキャラクターなので、ぜひ演りたいと思いました。雪に囲まれた撮影……今はとにかく燃えています。寒いのは苦手ですが、雪を溶かす勢いで燃えています!因みにエゴサーチは絶対にしないので、あしからず。

麻生祐未

サスペンスとして引き込まれるだけでなく、様々な家族、人々がとても魅力的です。誰を、何を、信じて生きていくのか、試練が与えられる度、身近に感じる瞬間があるかもしれません。私が演じさせていただくさつき先生もとても面白いキャラクターなので、原作ファンの期待に近づけられるよう、大切に演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

プロデューサー・渡辺良介

本格ミステリーにふさわしく、本格派の俳優の皆様にお集まりいただくことができて感無量です。緻密で壮大な事件の真相を、各登場人物がどう鍵を握っているのかをお楽しみいただければと思います。そして、事件に翻弄される主人公とその家族が、絆と愛でどう乗り越えていくのかも楽しみにしていただきたいです。

※高橋麻紀の「高」はハシゴダカが正式表記。

■放送情報
日曜劇場『テセウスの船』
TBS系にて、2020年1月スタート 毎週日曜21:00~21:54放送
出演:竹内涼真、榮倉奈々、安藤政信、貫地谷しほり、芦名星、竜星涼、せいや(霜降り明星)、今野浩喜、白鳥玉季、番家天嵩、上野樹里(特別出演)、ユースケ・サンタマリア、笹野高史、六平直政、麻生祐未、鈴木亮平
原作:東元俊哉『テセウスの船』(講談社モーニング刊)
脚本:高橋麻紀
演出:石井康晴、松木彩、山室大輔
プロデューサー:渡辺良介、八木亜未
製作:大映テレビ、TBS
(c)TBS

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