『なつぞら』広瀬すずを見守るタレントたちが大集合 いよいよ『大草原の少女ソラ』放送開始
『なつぞら』第143話では、なつ(広瀬すず)たちが製作中のテレビアニメーション『大草原の少女ソラ』の初回放送に向け様々な準備が整った。
キャラクターデザイン、絵コンテも固まり、いよいよアニメーターたちの腕の見せどころだ。景気づけに現れたのは、マコさん特製特大ナポリタン。『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンと次元が食べていたミートボールのパスタが脳裏に浮かんだのは筆者だけではないだろう。
演出の坂場(中川大志)とプロデューサーの麻子(貫地谷しほり)は、声優オーディションへ。主人公のソラは、若手声優の白本千香子が射止めた。どうやら風車プロダクションを経営する咲太郎(岡田将生)が招いたようだが、白本は咲太郎の事務所の声優ではないという。「俺たちの仕事は、自分の利益だけを求めることじゃないんだ。なつたちと同じように、作品をよくすることを一番に考えることなんだよ」と語るように、製作者たち全員が良い作品を作ろうと同じ方向を向いているのは、作品作りにおいて非常に心強い。『大草原の少女ソラ』の製作現場は良い雰囲気で進んでいるようだ。
ちなみに白本を演じたのは、声優の沢城みゆき。現在の『ルパン三世』峰不二子役をはじめ、多数の作品に出演している。『なつぞら』には、これまで山寺宏一、高木渉、田中真弓と声優が役者としてキャスティングされているが、アニメーションの製作現場を描く上で、この上ないファンサービスだ。