クリスチャン・ベール演じる陸軍大尉の強烈な生きざまが 『荒野の誓い』予告編&ビジュアル

 9月6日に全国公開されるクリスチャン・ベール主演映画『荒野の誓い』より、予告編とビジュアルが公開された。

 本作は、 『ブラック・スキャンダル』『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパー監督による西部劇。舞台は、1892年のアメリカ、産業革命によって急激な変化を遂げつつある西部の開拓地だ。インディアンとの戦争で武勲を上げた英雄で、刑務所の看守を務めている騎兵隊大尉ジョーは、かつての宿敵で、ここに服役しているシャイアン族の長イエロー・ホークとその家族を部族の居留地へと送り返す任務を命じられる。イエロー・ホークはガンに冒され、余命わずか。アメリカ・インディアンを今も憎んでいるジョーは、嫌々ながらこのミッションを引き受けた。ニューメキシコからコロラド、そしてモンタナへ。コマンチ族の蛮行によって家族を殺された女性ロザリーも加わり、一行は北を目指す。行く手に待ち受けるのは、ならず者たちの相次ぐ急襲。危険に満ちた旅をとおして、ジョーは気づく。イエロー・ホークと協力しないことには、生きてはいけない状況に置かれていることを。

 主演のベールが、刑務所の看守を務めている騎兵隊大尉ジョーを演じるほか、『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、『アバター』のウェス・ステューディ、『ガルヴェストン』のベン・フォスター、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが共演する。

 公開されたビジュアルでは、星条旗を背景に、ベール扮する主人公のジョー、パイク扮するロザリー、ステューディ扮するイエロー・ホークの姿が切り取られている。

『荒野の誓い』予告編

 一方の予告編では、ベール演じる伝説の陸軍大尉の強烈な生きざまが。不本意ながらかつての宿敵を護衛する任務に就き、命がけの過酷な旅を続け、「神は長い間この辺りの状況が見えていない」と苦悩を口にする、長年闘いに明け暮れてきたジョーの姿が映し出されている。

 クーパー監督は、脚本執筆時にジョー役に当て書きしたというベールについて「彼には、この役が本当に宿っていた。 米国南西部で過ごした男らしい粗野な感じや、タフさが滲み出ていたよ」とコメントしている。

■公開情報
『荒野の誓い』
9月6日(金)新宿バルト9ほか全国公開
出演:クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディ、ベン・フォスター、ティモシー・シャラメ
監督・脚本・製作:スコット・クーパー
撮影:マサノブ・タカヤナギ
配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES
提供:東北新社
2017/アメリカ/135分/英語・シャイアン/シネマスコープ/DCP5.1ch/原題:Hostiles
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