キアヌ・リーブスが日本語で「コニチワ!」 『トイ・ストーリー4』デューク・カブーンの特別映像

 映画『トイ・ストーリー4』より、キアヌ・リーブス演じるデューク・カブーンの特別映像が公開された。

 本作は、おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆をドラマティックに描くディズニー/ピクサー『トイ・ ストーリー』シリーズ最新作。今回の映像は、バイクスタントマンの新しいおもちゃデューク・カブーンを演じたリーヴスがから日本のファンに向けたメッセージと、彼が演じるデューク・カブーンの本編シーンを収めた特別映像。デューク・カブーンはリーブスと同じカナダ人のバイク愛に溢れた新たなキャラクターだ。

『トイ・ストーリー4』キアヌ・リーブス(デューク・カブーン役)特別映像

 特別映像では、黒いスーツに身とまとった長髪にヒゲ姿のリーブスが登場。見た目とは裏腹に、「コニチワ! デューク役 のキアヌ・リーブスです」と日本語を交えて挨拶をする。そして「デュークはバイクとスタントを愛してる見かけ以上にすごい男なんだ。デュークの特別映像を楽しんでください」と日本のファンだけのためにメッセージを寄せた。

 さらに、デュークが初めてウッディと出会う本編シーンも公開。デュークはバイクを愛し、絶対にバイクから下りることはなく、デュークにとってバイクは相棒のような存在。そのため、ボー・ピープがデュークにウッディを紹介しても「デューク・カブーン! カナダ一のスタントマン! はっ! はっ! はっ!」とバイクの上で開脚や逆立ちなど謎のポーズを決めまくる。そんなデュークは“カナダ出身”で“バイク愛が深い”というリーブスとの共通点がある。カナダ出身のおもちゃで決め台詞は「I love Canada!」。バイクにはカナダの国旗の絵柄が描かれるという細かいこだわりも。そしてリーブスは、バイク愛が深すぎるために完全オーダーメイドのバイクメーカーを設立してしまうというほどのバイク好き。

 ジョシュ・クーリー監督は、そんなリーブスの性格なども反映して、デューク・カブーンのキャラクターを作り上げていったという。クーリー監督は、「デュークは本当にユニークなキャラクターなんだけど、キアヌはデュークについて色々とアイデアをくれたんだ。例えば劇中でデュークがバイクの上で両手をあげてポーズを取る仕草がある。それはキアヌが初めて会った時に“デューク・カブーン!”といきなりポーズを取ったから、デュークにも同じポーズをさせることにしたんだよ(笑)。彼のユニークなところが詰まったキャラクターになっていると思う」と語っている。

 そんなリーブスも『トイ・ストーリー』シリーズへの出演は「まさに特別だった」と振り返る。「デューク役に決まった時、僕は本当に興奮したんだ。こういう伝説的な作品の一員になれるチャンスをもらえたんだからね。それにピクサーは僕にデューク・カブーンという最高なキャラクターを与えてくれた。デュークは広い心を持ったすごい男で、人生を謳歌する勇敢な一面もある。誰もが心の中にデューク的な部分があるから、彼に共感できるんだと思うんだ。最高にクールなキャラクターだよ。『トイ・ストーリー4』に参加できて本当に楽しかった」と、リーブスは役への熱い思いを明かしている。

■公開情報
『トイ・ストーリー4』
7月12日(金)全国ロードショー
監督:ジョシュ・クーリー
製作:ジョナス・リヴェラ、マーク・ニールセン
日本版声優:唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子、竜星涼、新木優子、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2019 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

関連記事