増田貴久、『ボイス 110緊急指令室』でムードメーカーぶりを発揮 「ガッチガチのジャニーズです」
ドラマの見どころについては、「もとの韓国作品のクオリティが高いので、作品のおもしろさを日本キャストなりにやらなきゃいけないなという思いが強い。負けないようにやるっていうわけじゃなくて、ちゃんとおもしろさを伝えなきゃいけない」と唐沢。真木は残虐なシーンが多いことに触れ、「通報者の人の尊い命を絶対に救ってみせるっていう覚悟で動いている。ただ怖いとかではなくて、そこを忘れずに観てほしい」と語った。
一方の増田は「僕の銃の持ち方ですかね」とおどけるも、唐沢から「ちゃんと喋れねぇのかよ、大人なんだからさ」と鋭いツッコミが。「(オチを言うのは)ここかなと思ったけど、違った」とほほえみ、「石川は、いることによって明るくなるような存在。なぜ“石川がこのセリフを言うのか”と、常に考えていますね。これ真面目バージョンです」と仕切り直し。しかし唐沢から「さっきのほうが良かった」とダメ出しされ、「後半カットでお願いします」と手をチョキチョキと動かした。
会見は、「110人の街の声」から抜粋した質問コーナーへ。真木演じる橘が絶対聴力を持つことにかけた「ほしい能力はありますか?」という問いに、木村は「裏声が出ないので、その能力があったら」と回答。唐沢が「あったらどうするの?」と尋ねると、「歌いたい曲があるんです。GLAYとか」と木村。MCから「NEWSの曲はどうですか?」と聞かると、「NEWS? ワタナベエンターテイメントの?」と、再び増田への愛あるイジりを炸裂。また、人の名前が覚えられないという増田に対してYOUは「“ボイス メガネ 偉い”“日テレ ズボン短い”とか」と特徴で覚える方法を提案していた。
続く「20代のうちにやっておいたほうがいいこと」という質問に、増田は「自分が年齢と重ねて覚えておける経験を。習い事を始めるとか、初めて海外に行くとか。僕は結構年齢と思い出を一緒に覚えているタイプなんで」とコメント。しかしMCから「29歳の時の思い出は?」と聞かれると、「……ちょっと覚えてないですね」と苦笑いし、「今言ったことが全部ウソになっちゃう」と大慌て。かたやYOUは「パルクールですね」と断言。すかさず増田が「いいですね。20代のうちにパルクール始めたっていう経験と思い出が重なりますから」と乗っかるも、唐沢から「忘れてるじゃん!」とツッコミが入り、キャスト一同大爆笑だった。
また「オフの日には何をしている?」という質問に、真木はあまり外出しないと明かし、「趣味がないんですよね。唐沢さんはいっぱい趣味ありますもんね」と増田。ところが唐沢は「車しかないんだけど」と話し、増田は「すみませんでした」と頭をぺこり。唐沢は「知らねぇんだろ、俺のこと」と笑うなど、師弟関係が垣間見える一幕に。しかし木村が、唐沢の「ドラッグストア好き」という意外な趣味を暴露。蚊に刺された時に“毒を吸い出すアイテム”など、現場で何か起きた時の対策として、様々なグッズを持参していることが明かされた。
ラストの質問は8歳女児からの「お仕事は楽しいですか?」。「少なくとも好きなことが見つけられたのはラッキーだった」と話す唐沢が、8歳頃には役者になることを考えていたと明かすと「だから顔が小さいんだ」と木村。YOUも「意識」と便乗し、増田も「関係あるんですね」と和気藹々。そんな中、真木は「楽しいですよ。楽しいに行き着くまでに色々あるけど、がんばりなさい」とメッセージ。これには「8歳にはヘビーですね」とザワつくキャストたちだったが、さらにYOUが「楽しいだけの人生なんてありませんからね」とピシャリ。最後は「ヘビーを重ねなくてもよかったのでは」と話した増田が、「(仕事は)すっごい楽しい!」と、大ボリュームの声でアイドルスマイルを光らせた。
(取材・文=nakamura omame)
■放送情報
『ボイス 110緊急指令室』
日本テレビ系にて、7月13日(土)スタート 毎週土曜22:00〜放送
出演:唐沢寿明、真木よう子、増田貴久、木村祐一
原作:“Based on the series “Voice”, produced and distributed by Studio Dragon Corporation and CJ ENM Co., Ltd”
脚本:浜田秀哉
音楽:ゲイリー芦屋
演出:大谷太郎、久保田充
チーフプロデューサー:池田健司
プロデューサー:尾上貴洋、後藤庸介(日テレアックスオン)
制作協力:日テレアックスオン
製作著作:日本テレビ
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/voice/