田中圭、ドラマ『Iターン』にインテリヤクザ役で出演 「古田新太さんになんとか対峙できるように」
7月クールのテレビ東京「ドラマ24」枠で放送される『Iターン』に、田中圭が出演することが決定した。
ムロツヨシと古田新太がW主演を務める本作は、『侠飯』『すじぼり』などの作品が多数映像化されている小説家・福澤徹三の同名小説を連続ドラマ化するバイオレンスコメディ。冴えないサラリーマン・狛江光雄に突如訪れた、ヤクザたちとのジェットコースターのような地獄の日々を描く。
今回出演が発表された田中が演じるのは、狛江(ムロツヨシ)を利用し、岩切(古田新太)率いる岩切組をつぶそうと企む「竜崎組」の組長・竜崎剣司。田中が演じる竜崎は、“冷徹で計算高い頭脳派ヤクザ”だ。昔気質の岩切とは全く違う新しいやり方でのし上がり、バチバチと火花を散らす。そんな2つの組が対立する街にやって来た崖っぷちサラリーマン・狛江は、赴任早々まさかのトラブルによって、竜崎には目を付けられ、岩切には“舎弟”にされてしまう。なお、田中がテレビ東京のドラマに出演するのは、2016年放送のドラマスペシャル湊かなえサスペンス『望郷』以来3年ぶりとなる。
さらに、古田率いる岩切組の組員として、毎熊克哉、塚原大助、菊池均也、森羅万象の出演も決定した。
コメント一覧
田中圭(竜崎剣司役)
僕が演じる竜崎は、わかりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々だったのと、ムロツヨシさんや古田新太さん、他にも知っている人がいたので、楽しそうだなと思いました。ムロさんとは、実は現場でお会いしたことがなかったので、お会いできてすごく嬉しかったです。“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います。作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)。
新太さんは、こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました。脚本を読んだだけでも、完成を楽しくイメージできる作品だったので、きっとそれ以上に僕のイメージじゃ足りないところがおもしろく追加されて、笑ってもらえるんじゃないかなと思います。
主人公が、周りの人たちに強く言えずにどんどん巻き込まれていってしまう様子を、イライラするのか、おもしろおかしくみてくれるのか、それは皆さん次第ですが(笑)。そんな主人公をムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、みなさんで愛していただければなと思います。
ムロツヨシ(狛江光雄役)
田中圭くんと初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり…。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの「会話」というものを成立させたいし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです。
古田新太(岩切猛役)
圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして二人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです。
■放送情報
ドラマ24『Iターン』
テレビ東京系にて、7月期スタート 毎週金曜深夜0:12〜放送
※テレビ大阪のみ、翌週月曜0:12〜放送
原作:福澤徹三『Iターン』(文春文庫刊)
出演:ムロツヨシ、古田新太、毎熊克哉、塚原大助、菊池均也、森羅万象、田中圭
脚本・監督:内田英治
チーフプロデューサー:阿部真士(テレビ東京)
プロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)、坂下哲也(AX-ON)、木下真梨子(テレビ東京)、岡宅真由美(アバンズゲート)
制作:テレビ東京、AX-ON
製作著作:「Iターン」製作委員会
(c)「Iターン」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/iturn/
公式Twitter:@tx_Iturn