マイケル・ファスベンダーやニコラス・ホルトが集結 『X-MEN:ダーク・フェニックス』新写真

 6月21日に公開される『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』の新場面写真が公開された。

 本作は、世界を危機に陥れる強大な敵とミュータントたちの時空を超える壮絶な戦いを描き、全世界累計興収が28億ドル(Box Office Mojo調べ)を超えるメガヒットシリーズの最新作。

 2000年に公開された第1作目『X-MEN』は、遺伝子の突然変異によってさまざまな特殊能力を手に入れた人類=ミュータントが現れた世界を舞台に、ミュータントと人間の共存を目指すプロフェッサーX率いるX-MENと、ミュータントによる人間の支配を目論むマグニートー率いる“ブラザーフッド”の戦いを描き全世界で大ヒット。ミュータントを取り巻く環境や、彼らの抱える葛藤を通して描きだされる現実のマイノリティ問題にも通じる人間ドラマはヒーロー映画の枠を超えて高く評価され、その後に続く『X-MEN2』(2003年)、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006年)の2作品も大ヒットを収めた。

 2011年にはX-MEN創立に至る道のりにスポットを当てた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』が登場。初期3部作からキャストを一新し、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアにジェームズ・マカヴォイ、マグニートー/エリック・レーンシャーにマイケル・ファスベンダーを起用してX-MENの若き日の出会いと友情、そして決裂をマシュー・ヴォーンが描き、シリーズ新章の幕開けを飾った。

 続く『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)には、初期3部作の人気キャラクター、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が本格的に登場。前作に続いて若き日のチャールズとエリックを、マカヴォイとファスベンダーが演じたのに加え、初期3部作でプロフェッサーXとマグニートーを演じたパトリック・スチュワートとイアン・マッケランも同キャラクターとして登場した。2016年公開の『X-MEN:アポカリプス』では、ソフィー・ターナー、タイ・シェリダンら若手キャスト演じる新世代ミュータントの参入で物語にさらなる広がりを見せた。

 初期3部作に加え、X-MEN創立期を描いた新3部作、さらにウルヴァリンを主人公に据えたスピンオフ作品3作や世界観を同じくする異色のヒーロー『デッドプール』シリーズなど、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)よりも早くに独自のユニバースを形成してきたX-MEN。そんな一大サーガが最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』でついにその歴史に幕を閉じる。 X-MENの前に立ちはだかるのは、主要メンバー、ジーン・グレイの中に潜む悪が覚醒したもうひとつの人格“ダーク・フェニックス”。全生命体を滅ぼしかねない最強パワーの暴走に、X-MENメンバーたちは仲間を討つか否かで意見を対立させる。新たに公開された場面写真では、チャールズの右腕ハンクがエリックのそばに立っている姿が捉えられている。

■公開情報
『X-MEN:ダーク・フェニックス』
6月21日(金)全国ロードショー
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ジェシカ・チャスティン
配給:20世紀フォックス
(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation

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