カンヌも注目のインド出身女性監督長編デビュー作『あなたの名前を呼べたなら』8月公開
『SIR(原題)』が『あなたの名前を呼べたなら』の邦題で、8月2日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開されることが決定し、あわせてビジュアルも公開された。
逆境をはね飛ばして夢に踏み出すラトナを『モンスーン・ウェディング』のティロタマ・ショームが演じる。ショーム自身もインド映画界を離れてニューヨーク大学の演劇教育の修士号を取得し、貧困や暴力に苦しむ人々のために活動した経験を持つ。また、『裁き』のインド系シンガポール人のヴィヴェーク・ゴーンバルが、ラトナの優しさとおいしい食事に癒され、心のままに生きようと目覚める御曹司アシュヴィンを演じる。
本作では、フランス仕込みのシックなインテリアや、ラトナが目を輝かせる布市場の路地など、ムンバイのお洒落な一面も見どころのひとつとなっている。インドと欧米という2つの視点を持つゲラ監督のデビュー作であり、第71回カンヌ国際映画祭批評家週間GAN基金賞を受賞した。
公開されたビジュアルでは、身分の違うラトナとアシュヴィンの姿が鮮やかな色彩で切り取られている。
■公開情報
『あなたの名前を呼べたなら』
8月2日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
監督・脚本:ロヘナ・ゲラ
出演:ティロタマ・ショーム、ヴィヴェーク・ゴーンバル、ギータンジャリ・クルカルニー
後援:日印協会
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2018年/インド・フランス合作/ヒンディー語・英語・マラーティー語/ビスタ/デジタル5.1ch/99分
(c)2017 Inkpot Films Private Limited,India
公式サイト:anatanonamae-movie.com