市川拓司、韓国版『いま、会いにゆきます』を大絶賛 イ・ジャンフン監督に「シンパシーを感じる」

 また、話題は豪華な出演者について。「まっさきにスア役として頭に浮かんだのが、ソン・イェジンでした。彼女しかいないと思ったのですが、快く受け入れていただくことができました。また、ウジン役に関しては正直心配でした。ウジンは決してかっこいい男ではなく、小心者で、作品としても、スアとジホ(2人の息子/キム・ジファン)が引き立つような構造になっていますからね。でも、ソ・ジソブから、『妻と子が際立つよう、僕はサポートに回りますよ』と言ってくださり、バランスをたもって演じてくれました」とコメント。それを受け、市川も、「今まで何度も映像化されていますが、今作が、僕が思い描いてたものと一番シンパシーを感じます。監督もシンパシーばりばりの人だったから(笑)、自分の中でしっくりときました。ソ・ジソブには『僕をこんなにかっこよく演じてくれてありがとう』と言いたいです」と大絶賛した。

この日が初対面となった2人

 最後の挨拶では、監督が「隣にいてくれる人の存在がなにより大切だと感じてくれたら嬉しいです。小さい規模での公開ですが、みなさんが気に入ってくれて、周りの人に伝えてくれたら、もしかしたらソ・ジソブとソン・イェジンが日本にくるかも(笑)。たくさんの愛情を持って支えてくれたらと思います」と観客にメッセージを送った。

(取材・文=若田悠希)

■公開情報
『Be With You ~いま、会いにゆきます』
シネマート新宿ほかにて全国公開中
監督:イ・ジャンフン
出演:ソ・ジソブ、ソン・イェジン、キム・ジファン、コ・チャンソク
原作:市川拓司『いま、会いにゆきます』(小学館刊)
配給:クロックワークス
2018年/131分
(c)2018 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
公式サイト:https://klockworx-asia.com/be-with-you/

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