米海軍も全面協力! ジェラルド・バトラー主演『ハンターキラー 潜航せよ』特別映像公開

 4月12日に公開される映画『ハンターキラー 潜航せよ』より、特別映像が公開された。

 本作は、元米海軍潜水艦艦長による原作と、米国防総省×米海軍全面協力によって製作された、潜水艦アクション大作。攻撃型原子力潜水艦“ハンターキラー”を率いる艦長ジョー・グラスをバトラーが演じるほか、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリーニ、ミカエル・ニクヴィストらがキャストに名を連ねる。

『ハンターキラー 潜航せよ』本編映像

 このたび公開された本編映像は、米海軍で実際に稼働中の原子力潜水艦を使用した潜水シーン。ロシアのバレンツ海コラ半島沖で米海軍原子力潜水艦が消息不明となり、グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”が、その捜索に向かうことになる。“ハンターキラー”は、これから深海に潜む完全なる密室で、外の音と己の経験値だけを頼りに見えない敵と戦う極限の戦場に向かうことになる。

 本作の撮影にあたって、米海軍はパール・ハーバーに着岸している原子力潜水艦を開放し2日間だけ撮影に使用することを許可したそうだ。そのうち丸1日を使い撮影に費やされたのがこの潜水の場面だという。ドノヴァン・マーシュ監督は、「8000トンもの巨大な機械が海を潜っていく映像は、CGでは絶対に作り出せないと思ったよ」と撮影を振り返る。

 原作者のひとりで元潜水艦艦長であるジョージ・ウォーレスは、「まるで本当にヴァージニア(米海軍最新の攻撃型原子力潜水艦の意)に乗っているような気分にさせてくれた。これまでに私が見た潜水艦映画の中で、すば抜けて最もリアルなセットだ」と称賛。グラス艦長を演じるバトラーも、「僕らがお願いしたからだけでなく、海軍も是非協力したいといってくれて脚本の段階から色々と助けて貰ったんだ。何がリアルでかつ緊迫感のある状況といえるかも聞くことができて、役作りの上でもとても勉強になったよ」とインタビューで明かしている。

■公開情報
『ハンターキラー 潜航せよ』
4月12日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ドノヴァン・マーシュ
原作:ジョージ・ウォーレス&ドン・キース『ハンターキラー 潜航せよ』(ハヤカワ文庫)
出演:ジェラルド・バトラー、ゲイリー・オールドマン、コモン、リンダ・カーデリーニ、ミカエル・ニクヴィスト
配給:ギャガ
原題:Hunter Killer/2018/イギリス/122分/カラー/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:林完治
(c)2018 Hunter Killer Productions, Inc.
公式サイト:gaga.ne.jp/hunterkiller

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