草なぎ剛、『ムタフカズ』会見中に“5才児タイム突入”のゴング 「僕たちの声が、U・S・A!」
草なぎ剛がボイスキャストを務めるアニメーション映画『ムタフカズ』が10月12日に公開。満島真之介、柄本時生、西見祥示郎監督らと共に、賑やかな初日舞台挨拶を行った。
「本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございます」。舞台挨拶直前、場内放送に耳を傾けると、なんと草なぎ本人の声! 粋な計らいに気づいた観客、そして取材陣からも笑い声と大きな拍手が沸き起こった。サプライズはさらに続き、草なぎらが劇場中央から登場。客席の通路をハイタッチしながら練り歩き、会場は大歓声に包まれた
「アンジェリーノ役のツヨジェリーノです! みなさんは、これからご覧になる方々ですよね? あのー、ネタバレしないようにって言われてるんですけど、とてもいい作品ができちゃいまして。参ったもんですよね!」と、出だしから絶好調な草なぎ。
ところが「僕は港区が好きなんでなかなか出る機会はないんですが。『ムタフカズ』の世界にも、架空の街の中に生きている気がして、悪い人とかもいたりして、その中に真実の正義みたいなものがですね、メェ隠れ……見え隠ェ……見え隠れして。うん、その揺れ動く繊細なところを声で表現してみました。エヘヘ、そんなところをどうぞお感じください」と、まさかの噛みまくり。リポーター役で本作にも登場しているMCの吉田尚記アナウンサーに「一番いいところで説得力より親しみやすさが出てしまいましたね」とフォローを入れられ、「すみませーん」と思わず照れ笑いする一幕も。
そのあとも“初日大感謝祭“と銘打たれた通り、お祭り騒ぎな盛り上がりを見せる一同。満島が「うれしいですね、今日は僕のために集まっていただき……」とボケをかますと、草なぎが「チェケラッチョー!」と即ツッコミを入れて笑いを誘う。「この(テンションの)草なぎさんに会いたかった」と笑う満島に「サンキューベリマッチョ! サンキューベリーマッスルー!」と止まらない。