『ハゲタカ』綾野剛の不屈の精神が人の心を動かす 総理大臣までも巻き込む最終決戦がスタート

 木曜ドラマ『ハゲタカ』(テレビ朝日系)が、第2章に突入し、さらなる盛り上がりを見せている。

 鷲津政彦(綾野剛)率いるホライズンジャパン・パートナーズと飯島亮介(小林薫)が常務取締役を務める三葉銀行の戦いを描いた第1章は、第3話にて完結。第2章では、PCメーカー、ファインTDの社長・滝本誠一郎(高嶋政伸)との攻防を繰り広げ、昨夜放送の第5話では、滝本との最終決戦への幕が切って落とされた。


 2013年に放送された朝ドラ『あまちゃん』(NHK総合)の時から、そのあとの時間に続く『あさイチ』では、“朝ドラ受け”が行われるようになった。キャスターが変更になった今も“朝ドラ受け”は続いており、現在放送中の『半分、青い。』でも行われている。そして、木曜ドラマが終わったあとの、『報道ステーション』(テレビ朝日系)においても、富川悠太アナの受けが入ることが時折あるが、第5話の終わりでは鷲津の名台詞「私はまだ生きている」に触れていた。

テレビ朝日 木曜ドラマ【ハゲタカ】鷲津政彦(綾野剛)名言集~「ハゲタカ」第二部をより楽しむために~

 公式で名言集動画が作られるほどに、鷲津の名台詞は多く存在する。そのほとんどに共通するのが、死への覚悟。飯島に「死ぬこと以外かすり傷だ!」と咆哮した鷲津の父・花井淳平(小木茂光)は、大蔵省本館にて割腹自殺した。右腕であったはずのアラン・フジタ(池内博之)の裏切りによってホライズンを退くことになった鷲津は、「私はまだ生きている。これから宣戦布告です!」と新たなファンド「サムライファンド」を立ち上げる。その不屈の精神は、三葉銀行の隠し口座の存在を知りながらも、飯島にハメられ、自害することを選んだ父の思いをも継いでいる。

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