松坂桃李、戦隊ヒーロー時代は“ナパーム爆破”に苦労? 『さんまのまんま』で裏話を明かす

 1月2日に放送された『新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)に、ゲストとして松坂桃李と沢尻エリカが出演した。

 松坂と沢尻は、2月1日公開の映画『不能犯』で共演しており、番組内でさんまにムビチケをプレゼント。同作では、マインドコントロールなどで人を死に至らしめる“不能犯”を松坂が、それを追う女刑事を沢尻が、それぞれ演じている。さんまは松坂に対し、戦隊ヒーローを演じていたイメージから「松坂が凄腕の刑事役やと思ってた」と突っ込む。

 また、さんまが以前、松坂から「(戦隊ヒーローの)クセが抜けない」という話を聞いていたことを思い出し、「現場で怒られたそのクセは何だっけ」と話を振る。すると松坂は、恋愛ドラマにて、恋人を追いかけるシーンにも関わらず、戦隊ヒーローの敵を追うイメージで「待て!」と言ってしまったときの演技を披露。現場が爆笑に包まれた。さんまが、「監督から、戦隊もんじゃねえんだからと怒られるよな。でも、動き的には……」と突っ込むと、松坂は、ヒーローの「待て」と、恋人を追う「待て」とのイメージが交錯した演技を再現。クネクネした動きで、再び爆笑を誘った。

 さらにさんまは、戦隊ものについて「めちゃめちゃ厳しいねんやろ。これからの役者に対して監督とか」と松坂に聞く。そこから現場でのエピソードに話が移ると、戦隊ヒーローの“ナパーム爆破”と呼ばれる大きな爆破シーンについて、松坂は「お金をかけられないから、撮影は本番1回だけなんですよ。“ナパーム爆破”を4から5ヵ所ぐらい設置して、『その間を駆け抜けてください』と指示があるんですけど、『テストは口だけでやります』と言われます。『バーン、ドーン、ドカーン。はい本番行きます』みたいな流れで」と語る。

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