松たか子、高橋一生に「まだまだ闇を抱えている」 『SONGS』で『カルテット』共演を振り返る

 12月16日に放送された『SONGS』(NHK総合)に、ゲストとして、松たか子と高橋一生が出演した。

 二人はドラマ『カルテット』(TBS系)で本格的に共演。音楽家の夢を諦めきれない4人の共同生活。謎めいた会話劇が人気を集めた。

 松から見た高橋の印象から、『SONGS』今回の本格的なトークが始まった。事前に松へのインタビューVTRでは、番組スタッフから、「高橋一生さんを一言で言い表すと」と質問されると、松は「まだまだ闇を抱えているんじゃないかな」と発言。高橋の大きな笑いを誘った。続けて松は、「自分の話題や経験、体験から、本当にどこまで何を知っているの?    みたいに、何を言っても返してくれるし、とても不思議な、つかみどころのないような人ですね」。それからスタジオでの会話に戻る。高橋は「その通りですね。自分では気づかないんですけど、闇が深いんでしょうね」と笑い混じりに答えた。続けて、「僕はベラベラしゃべっちゃうんで、松さん聞いてくれてると、乗ってくれてるんだと思って、そうしちゃいますね」。

 今度は、逆に「松さんを一言で表すとどんな女性ですか」と番組スタッフに高橋が問われると、「距離の遠さと近さっていうのが共存してる人。ちょっとお姉ちゃんみたいなところもあるし、可愛くて妹みたいなところもあるし、邪悪なときもある。たまに目の奥の光がふっと消えるときがあって、恐くなるときもありますね」と笑いを交えながら答えると、松も「お互い闇はあるかもしれないですね」と笑いながら返す。高橋は「それぞれお互いにある邪悪さとか、ある暗い部分だったりがないと、人って『自分には闇があるわけないじゃん』って思っちゃうし、色んな人生の役をやっていくわけで、こう自分の闇を使っていかないと、演技を乗り切れない部分ってあると思いますね」と、独自の演技論についても語った。

 続いて、二人の演技の原点、またトークの間に松の歌唱もはさみながら、二人の音楽家としての原点も語られる。

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