米倉涼子が吐露した“本音”と“理想の手術”とは? 『ドクターX』シーズン6への期待
第9話のラストで、買い物の最中に突如倒れた大門未知子(米倉涼子)。このまま日本医師クラブ会長・内神田(草刈正雄)の食道がんを手術するというのが、今期のクライマックスになると思われていた中で、まさかの展開。もっぱら、この人気シリーズ自体が幕を閉じる可能性もあるのではないかと心配されたほどだ。
とはいえ、そこは医療ドラマ界の“西部劇”と呼ばれるだけあって、主人公が死ぬなどという、心配されたような展開はやってくるわけがない。14日に放送された『ドクターX 外科医・大門未知子』最終回は、今後もシリーズが続くことも、このままシリーズを終えることも、どちらを選ぶこともできる、しっかりとした幕切れを持ってフィナーレを飾ったのだ。
MRI検査を受け、「後腹膜肉腫」のステージ3だと判明する大門。彼女自ら、持って3ヶ月だろうと診断する。サイレントキラーと呼ばれ、知らず知らずのうちに進行していくその病は、すでに日本ではオペができない状況に。神原(岸部一徳)は、彼女に海外でオペを受けさせるように手はずを整えるのだ。
一方で内神田のオペもまた、大門以外では切ることができないという八方塞がりな状態に。内神田の息子である西山(永山絢斗)に白羽の矢が立つが、結局大門が病気を押して執刀することになるのである。そこからの、東帝大学病院の総合外科のドクター達の反応は、まさかこのままシリーズが終わってしまうのではないかと思ってしまうほどに、結束するのだ。