『刑事ゆがみ』ゲスト重視のドラマ作りで高評価 浅野忠信のブランド力が鍵に

 さらに、ゲスト俳優に合わせた脚本作りも、彼らの魅力を引き出すことに一役買っていると、藤野氏は語っている。

「台本を作る時点で、すでに(役者を)頭に思い描いて当て書きしているケースもあれば、キャラクターを作ったあとに、役に合う方にオファーするケースもあります。心掛けているのは、キャラクターに合うキャスティングをするのはもちろん、出て下さる役者の“新しい一面”を引き出すことができないかをいつも意識して作品を作るようにしています。第6話の新田真剣佑さんは、ドラマの製作が決まった当初から“どこかでご出演いただきたいです”というお話をしていたので、彼をイメージしながら台本を作りました。第9話の二階堂ふみさんも、こういう役で出演していただいたら、きっと物語がより味わい深く膨らんでいくんだろうなと思い、だいぶ前からお声がけしていました」

 主演を務める浅野の魅力が豪華なゲスト俳優たちを引き寄せ、彼らにスポットを当てることでこれまでにない刑事ドラマとなった『刑事ゆがみ』。最終回に登場する、オダギリジョーは本作をどんな風に締めくくるのだろうか。

(取材・文=戸塚安友奈)

■放送情報
木曜劇場『刑事ゆがみ』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:浅野忠信、神木隆之介、山本美月、仁科貴、橋本淳、稲森いずみほか
原作:井浦秀夫「刑事ゆがみ」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
脚本:倉光泰子、大北はるか、藤井清美
プロデュース:藤野良太、高田雄貴
演出:西谷弘、加藤裕将、宮木正悟
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/yugami/

関連記事