マルコ・ベロッキオやパオロ・ヴィルズィの新作上映も 「イタリア映画祭2017」開催決定
「イタリア映画祭2017」が、4月29日から5月6日にかけて、有楽町朝日ホールにて開催されることが決定した。
「イタリア映画祭」は、“日本におけるイタリア年”をきっかけに、2001年春に始まったイタリア映画の祭典。17回目の開催となる今回は、日本未公開の最新イタリア映画15本と、過去に上映されたアンコール作品5本の計20作品の上映が行われる。
日本初上映となる新作には、『ローマに消えた男』のロベルト・アンドー監督が『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のトニ・セルヴィッロを主演に迎えたミステリードラマ『告解』、第69回カンヌ国際映画祭監督週間のオープニングを飾ったマルコ・ベロッキオ監督最新作『スイート・ドリームス(仮題)』、『人間の値打ち』のパオロ・ヴィルズィ監督が再びヴァレリア・ブルーニ・テデスキとタッグを組んだ『歓びのトスカーナ』などの作品がラインナップ。
また、過去の映画祭上映で人気の高かった作品を集めた“アンコール作品”として、マルコ・ベロッキオ監督とパオロ・ヴィルズィ監督の過去作、新作として上映される『いつだってやめられるーマスタークラス』の前作『いつだってやめられる』の上映が決まった。
来日ゲストによる開会式や舞台挨拶、トークセッションも行われる予定だ。なお、東京のほか大阪での開催も決定している。
「イタリア映画祭2017」上映作品
日本未公開最新作
『告解』(監督:ロベルト・アンドー)
『花咲く恋』(監督:クラウディオ・ジョヴァンネージ)
『幸せな時はもうすぐやって来る』(監督:アレッサンドロ・コモディン)
『かけがえのない数日』(監督:ジュゼッペ・ピッチョーニ)
『切り離せないふたり』(監督:エドアルド・デ・アンジェリス)
『ピューマ』(監督:ロアン・ジョンソン)
『ジュリアの世界』(監督:マルコ・ダニエリ)
『愛のために戦地へ』(監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト)
『どうってことないさ』(監督:エドアルド・レオ)
『いつだってやめられるーマスタークラス』(監督:シドニー・シビリア)
『君が望むものはすべて』(監督:フランチェスコ・ブルーニ)
特別上映作品
『スイート・ドリームス(仮題)』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『歓びのトスカーナ』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『La vita possibile(原題)』(監督:イヴァーノ・デ・マッテオ)
『道化師』(監督:マルコ・ベロッキオ)
アンコール上映作品
『夜よ、こんにちは』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『結婚演出家』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『カテリーナ、都会へ行く』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『来る日も来る日も』(監督:パオロ・ヴィルズィ)
『いつだってやめられる』(監督:シドニー・シビリア)
■イベント情報
「イタリア映画祭2017」
会期:4月29日(土・祝)~5月6日(土)
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
料金:前売り一般1450円、学生・60歳以上1350円/当日一般1700円、学生・60歳以上1600円
※3月25日(土)10:00から前売り券販売開始
主催:イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
後援:イタリア大使館
協賛:FCA ジャパン株式会社、フェラガモ・ジャパン株式会社
協力:株式会社帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空、株式会社WOWOW
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/
「イタリア映画祭2017 大阪」
会期:5月13日(土)~14日(日)
会場:ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)