大倉忠義、重岡大毅……関西ジャニーズ勢が役者として活躍するワケ 演技力が磨かれた背景とは?
共に演じるキャストやスタッフから好かれるというのも、彼らに共通する点だ。映画『疾風ロンド』では、大倉がロケ先の地元の人とお酒を酌み交わした話、『溺れるナイフ』では共演した菅田将暉と重岡が見つけたパスタ屋さんで食事をした撮影秘話が語られている。そうした親しみやすさが、良縁を運んでくる。新たな刺激、学びは、やはり人との関わりから生まれるものなのだ。
ファン、メンバー、共演者……、関わる全ての人を大切にしてきた結果が、表現の幅を広げていくのかもしれない。関ジャニ∞、ジャニーズWESTの活躍の場は、今後ますます広がりをみせることだろう。人の輪が大きくなるのに比例して、彼らの演技力はさらに進化していくのではないだろうか。
(文=佐藤結衣)