『侠飯〜おとこめし〜』内田理央インタビュー

「今まで出したどのDVDよりもセクシー」 内田理央が語る、ドラマ『侠飯』の経験と女優としての展望

「お芝居はまだ楽しめるところまで達していない」

(c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

ーー第6話は春菜の登場シーンも多いですね。

内田:第6話では春菜が酔っ払うシーンがあるんです。お酒に酔うお芝居をやるのは今回が初めてだったんですけど、すごく楽しんでできました。私は普段あまりお酒も飲まないので、そういう経験もまったくなくて。でも想像はつくじゃないですか。暴言を吐くおじさんみたいな感じで荒れ狂ったり、みんなに止められたり、普段やらないようなこともいろいろできたので、経験としてもよかったですね。それに、お色気シーンもあるんですよ。監督に、カメラに向かって挑発的な格好をしてくださいとか言われて(笑)。

(c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

ーーグラビアの経験がお芝居にも生かされたんじゃないですか?

内田:そうですね。グラビアのDVDみたいな感じで撮ったんですけど、私が今まで出したどのDVDよりもセクシーなポーズをしました(笑)。私は本格的にお芝居をやらせてもらい始めてもうすぐ2年になるんですけど、正直お芝居に関してはまだ楽しめるところまでは達していないんですよ。

 

ーーそうなんですか?

内田:一生懸命やるのが精一杯で、まだ楽しめてるという感じではないんです。グラビアや写真の仕事はもう長いので、楽しむことしかないんですけど。お芝居も早く楽しむレベルまでいきたいので、いろいろな役に挑戦したいと思っています。初めて主演をやらせてもらった映画『血まみれスケバンチェーンソー』はアクションシーンがほとんどだったんですけど、少し悔しい気持ちも残っていて。

ーーどの辺りが?

内田:今振り返ると、もっとできたなって思うんです。正直、私は運動神経が鈍くて、アクションもすごく苦手なんですよ。当時は、撮影がすごくハードだったということもあって、とにかくやりきるので精一杯でした。なので、基礎から練習してもう一度アクションには挑みたいと思っています。そういう意味では、今回の『侠飯〜おとこめし〜』は変わった役作りをする必要が特になくてやりやすかったですね。料理も本当に美味しいので、苦労することもほとんどありませんでしたから。ただ、やっぱりかわいく映ろうとすると、表情にも限界が見えてきてしまうので、そこは考えないように意識しながらやりました。このドラマは美味しい料理はもちろんですが、生瀬さん演じる柳刃さんが人生において大切なことを毎回教えてくれるし、1話完結型として観ることもできるので、ご覧になったことがない人にもぜひ観ていただきたいです。

(取材・文=宮川翔)

 

■放送情報
ドラマ24『侠飯~おとこめし~』
テレビ東京ほか、毎週金曜深夜0:12〜放送
出演:生瀬勝久、柄本時生、内田理央、戸塚純貴、木下隆行(TKO)、木本武宏(TKO)、三浦誠己
原作:福澤徹三「侠飯~おとこめし~」(文春文庫刊)
監督:榊英雄、山口雄也
脚本:根本ノンジ、清水匡
(c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会
公式サイト:http://www.tv-tokyo.co.jp/otokomeshi/

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