菅田将暉が情熱溢れる歌声を披露 『何者』迫力の劇中ライブシーン公開へ

 10月15日公開『何者』より、菅田将暉扮する光太郎が熱唱するライブシーンが公開された。

 本作は直木賞受賞作家・朝井リョウの同名小説を、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』の三浦大輔監督が映画化したもの。就職活動を通して自分が“何者”かを模索する5人の大学生を描く。主人公の冷静分析系男子・拓人を佐藤健が演じるほか、拓人がほのかな恋心を抱き続ける地道素直系女子・瑞月役の有村架純、偶然にも拓人の部屋の上に住んでいた意識高い系女子・理香役の二階堂ふみ、拓人のルームメイトの天真爛漫系男子・光太郎役の菅田将暉、理香と同棲している空想クリエイター系男子・隆良役の岡田将生、拓人が所属していた演劇サークルの先輩で5人を冷静に観察している達観系先輩男子・サワ先輩役の山田孝之らが、共演に名を連ねる。

『何者』OVER MUSICライブ映像

 この度公開されたライブシーンでは、光太郎役を演じる菅田将暉が歌声とギター演奏を披露。バンドメンバーにはファンクポップバンドの「カラスは真っ白」のタイヘイ(Dr)とオチ・ザ・ファンク(Ba)、さらにレコーディングとギター指導ではシミズコウヘイ(Gt)が参加。 劇中の楽曲は、「忘れらんねえよ」が『俺よ届け』『まだ知らない世界』の2曲、「LAMP IN TERREN」が『pellucid』をそれぞれ提供している。また、このライブシーンについて、菅田将暉、柴田隆浩(忘れらんねえよ)、松本大(LAMP IN TERREN) 、タイヘイ(カラスは真っ白)からコメントが寄せられた。

 

菅田将暉 コメント

バンド練習は撮影の約1ヶ月前からやらせて頂きました。撮影は本当に楽しくて気持ちよかったです!
会場にいたお客さん・バンドのメンバーと全部の呼吸が合う瞬間があって、その時は本当にたまらなかったです。

柴田隆浩(忘れらんねえよ) コメント

僕は菅田さんが凄くかっこいいと思うので
超気合い入れて書いたら、
自分史上最高傑作の曲ができました。

松本大(LAMP IN TERREN) コメント

"pellucid"という楽曲を書きました。ですが、劇中では僕ではなく、菅田将暉さん(光太郎の方がいいか)が歌います。それだけでも、とても不思議な感覚です。
『何者』に登場する人達を、文章を追って妄想を膨らませていくと「自分の周囲もこんな感じだったかな」と、なんとなく懐かしくて、そこへ手紙を書くように曲ができていきました。
おこがましいかもしれませんが、劇中に流れる"pellucid"は僕と菅田さんで、原作にはない光太郎の一面を作れた気がしています。物語のほんの一部ですが、「歌」という視点から作品がより一層伝わる事を願ってます。

タイヘイ(カラスは真っ白) コメント

東宝撮影所での菅田くんとの顔合わせで「まずスタジオ入ろうや」となり、初対面がバンド結成初日になりました。最初に音を奏で合い、その後にお互いの好きな音楽や趣味の話で盛り上がり、まさにバンドを組んだ時の初期衝動そのものでした。
その後も練習、そして遊びを重ねるなか、彼の底知れないフロント力とカリスマ性、役の範疇を超えるほど本物のバンドマンになっていく姿にとても感銘を受けました。
ライブ撮影当日にはOVER MUSICのオリジナルソングも披露したのですが、菅田くん、ベースのオチ、ギター指導のシミズ、僕ドラムのタイヘイみんなで曲を作り、グダグダしながら楽しんで歌詞を付けてたり、今思い出しても青春の1ページみたいで、少し照れます。またライブやりたいです!

■公開情報
『何者』
10月15日(土)全国公開
出演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之
原作:朝井リョウ『何者』(新潮文庫刊)
監督・脚本:三浦大輔
音楽:中田ヤスタカ
主題歌:「NANIMONO(feat.米津玄師)」中田ヤスタカ
企画・プロデュース:川村元気
(c)2016映画「何者」製作委員会
公式サイト:http://nanimono-movie.com/

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