桐谷健太、『ターザン:REBORN』L.Aプレミアでアレクサンダー・スカルスガルドと対面

 アレクサンダー・スカルスガルドが主演を務める映画『ターザン:REBORN』のL.Aプレミアが、現地時間6月27日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて行われ、スカルスガルドやデヴィッド・イェーツ監督とともに、ターザン役の日本語吹替版を担当した桐谷健太が参加した。

桐谷健太

 本作は、エドガー・ライス・バローズによる小説『ターザン』を基にしたアクション・エンターテインメント。英国貴族として暮らすジョンこと“ターザン”が、愛する妻と故郷を救うため、ジャングルに戻り、すべてを取り戻そうと奮闘する模様を描く。

 L.Aプレミアには、主人公ターザン役のスカルスガルドをはじめ、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・ヴァルツらキャスト陣、メガホンを取ったイェーツ監督らが出席。約3000人のファンが見守る中、ターザン役の日本語吹替を担当した桐谷は、ターザンを意識したグリーンのベルベット地のジャケットで登場した。桐谷がターザンポーズを披露すると、プレミアに招待されていたアンジェリーナ・ジョリーの父親で『真夜中のカーボーイ』のジョン・ヴォイトが日本のクルーに「彼は誰だ?」と尋ねる場面も。

 プレミア前日のプレス取材が初対面だったスカルスガルドと桐谷。スカルスガルドは桐谷のことを「ケンタ」と呼び、「(彼が)ジャパニーズ・ターザンだ!」と紹介。「いつか桐谷さんと共演してみたいか?」との質問に対しては、「僕らは“ターザン2”を一緒にやるんだ。スウェーデンのターザンと日本のターザンが一緒にね!」と笑顔でコメントした。さらに、先日来日を果たしたスカルスガルドは日本のファンに向けて、「僕を迎えてくれて本当にありがとう! 僕の生涯で最高の旅のひとつだったよ」と語り、桐谷に対して「今度は(桐谷の趣味である)銭湯めぐりを一緒にしよう」と誘う一幕も。

 映画については、「僕のキャリアで最も長期間かつ最もハードな撮影になった。その一方で、得られるものも最も大きかった。自分がこの世界の一部であれるなんて信じられなかったよ」と撮影を振り返り、最後は桐谷と2ショットで肩を組み、日本語で「(映画を)観てね!」と息の合った様子を披露した。

 ヒロイン役のロビーは自身が演じた役柄について、「彼女に似ている部分は、私の中に確実にあるわ。(危機に直面しても)ただじっとして誰かが助けてくれるのを待ったりしない。自分で一生懸命模索するわ。2016年にこの映画を観るすべての女性に共感してほしい」と語る。桐谷と初対面のジャクソンは、桐谷の筋肉を触りながら「いいね!」とコメントした。イェーツ監督も桐谷について、「彼はターザンの声にすごい気高さと優雅さと重厚さをもたらしてくれた。みんなが観たいターザンになったよ、ありがとう!」と太鼓判を押した。

 最後に桐谷は、「本当に華やかだし熱気がすごい。ハリウッドスターのアレクサンダーも気さく。貴重な体験ができて楽しかった」と充実した表情を見せながら、「今度は日本映画を海外の人に見て欲しい」とコメント。さらに、「皆さんのイメージや想像を覆す、すべてが新しいターザンになっています。この暑い夏にぴったりの、キンキンに冷えた爽快感満載のスタイリッシュ・アクション大作なので、ぜひ楽しみにしていてほしいです!」と作品をPRをして締めくくった。

(左から)桐谷健太、アレクサンダー・スカルスガルド(左から)桐谷健太、アレクサンダー・スカルスガルド『ターザン:REBORN』L.A.プレミアの様子

■公開情報
『ターザン:REBORN』
7月30日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか2D/3D全国ロードショー
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:アレクサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン、クリストフ・ヴァルツ
原題:The Legend of TARZAN
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2016 Edgar Rice Burroughs, Inc. and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
公式サイト:www.tarzan-movie.jp  

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