ゴールデングローブ賞主要3部門ノミネートの話題作、邦題『ルーム』公開へ

ブリー・ラーソン Photo credit: Jon Furniss

 第73回ゴールデングローブ賞で主要3部門にノミネートされている「ROOM(原題)」が、『ルーム』の邦題で公開されることが決定した。

 本作は、エマ・ドナヒューによるベストセラー小説『部屋』を原作に、ドナヒュー自身が脚本を手がけ、『FRANK -フランク-』のレニー・アブラハムソンが映画化した人間ドラマ。7年間ものあいだ、“部屋”に監禁され続けていたジョイ・ニューサムが、監禁中に産んだ5歳の息子のジャックとともに、“部屋”からの脱出を試みる模様を描き出す。主人公のジョイ・ニューサムを『ショート・ターム』のブリー・ラーソンが演じる。

 オスカー前哨戦との呼び声も高い第40回トロント国際映画祭では、最高賞にあたる観客賞を受賞し、1月11日に受賞結果が発表される第73回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、主演女優賞(ブリー・ラーソン/ドラマ部門)、脚本賞(エマ・ドナヒュー)の主要3部門にノミネートされている本作。1月14日に発表されるアカデミー賞ノミネーションにも期待がかかっている。

■公開情報
『ルーム』
4月、TOHO シネマズ 新宿、TOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開
監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・ トレンブレイ、ジョーン・アレン
提供:カルチュア・バブリッシャーズ、ギャガ
配給:ギャガ
(c)ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015

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