『薬屋のひとりごと』のイマジカインフォス、漫画制作事業を譲受へ 映像化見据えた原作開発体制を強化
イマジカインフォスは、CAT-CreativeGroupが運営する漫画制作スタジオ事業を9月1日付で譲受することを発表した。
イマジカインフォスは、ライトノベルレーベル「ヒーロー文庫」やコミックレーベル「ヒーローコミックス」を発行する出版社。TVアニメ化され、シリーズ累計5,700万部を突破した『薬屋のひとりごと』をはじめ、多くのIPを創出してきた。
同社は従来の約10分の1の制作時間とコストでのアニメ制作を行う「ライトアニメ」事業にも注力しており、2023年4月にアニメ制作チーム「イメージワークス」を、2024年には原作・クリエイタープラットフォーム「TapNovel」事業を譲受するなど、IP開発機能の拡充を進めてきた。
今回の漫画制作事業の譲受により、コミカライズおよびオリジナル漫画制作の自社体制を大幅に強化する。従来型の「小説から漫画化、そしてアニメ化」という段階的なIP開発にとどまらず、企画初期からアニメ化・ドラマ化等の映像化を見据えた「メディア最適型」の原作開発および漫画制作ラインを構築するとしている。
事業譲受の狙いとして、同社は3点を挙げている。作画・構成力に優れたスタジオ機能の獲得による連載ペースの安定化とクオリティの底上げ、原作企画段階から漫画制作・メディアミックスを見据えた一貫プロデュース体制の構築、早期段階から映像化・商品化を見据えたキャラクターデザインや世界観構築によるメディア事業者・ライセンシーとの共同事業展開である。
同社は、これまで培ってきたメディアミックス実績と新たに加わる漫画制作スタジオ機能を融合させ、パートナー企業と共にヒットIPを創出する「IP共同創出プラットフォーム」への進化を目指すとしている。