後藤隊長が30年後に熱海で寿司屋に!? パトレイバー正統続編小説が刊行、表紙イラストはゆうきまさみ描き下ろし
『機動警察パトレイバー』シリーズ構成・脚本を務めた伊藤和典による小説『機動警察パトレイバー 寿司屋の後藤』が、6月25日に文藝春秋より発売。予約開始から1週間で、発売前の重版が行われた。
本作は、OVA・テレビシリーズ・劇場版でシリーズ構成・脚本を担当した伊藤和典が自ら執筆する、『機動警察パトレイバー』の正統続編小説。元・特車二課第2小隊隊長の後藤喜一が、あの日から30年を経て熱海で小さな寿司屋を営んでいるという設定で物語が展開する。店にたむろする常連客たちと、店を訪れる旧・特車二課の面々――遊馬、野明、太田、進士、山崎、香貫花らの再会が描かれる。
表紙イラストは、『機動警察パトレイバー』を生み出したHEADGEARメンバーであり、マンガ版の作者でもある漫画家・ゆうきまさみによる完全描き下ろし。
関連作品では、5月に発売された「週刊文春エンタ+ 特集『機動警察パトレイバー』」が発売2週間で4刷3万部を突破。また、5月15日から全3章構成で劇場公開中の新作『機動警察パトレイバー EZY』は、特別興行ながら興行収入2億円を突破している。
著者の伊藤和典は1954年12月24日生まれ、山形県出身。1982年にTVシリーズ『うる星やつら』で脚本家デビューし、1988年スタートの『機動警察パトレイバー』ではシリーズ構成を担当。『機動警察パトレイバー2 the Movie』で毎日映画コンクールの「アニメーション映画賞」「アニメグランプリ脚本賞」を受賞した。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』ではビルボードU.S.A.第1位を獲得。著書に小説『機動警察パトレイバー 風速40メートル』『伊藤和典 機動警察パトレイバー脚本集』などがあり、代表作に『魔法の天使 クリィミーマミ』「平成ガメラ3部作」『.hack』『絶対少年』『MM9』などがある。
書店特典として、本作に登場する人物・キャラクターたちを描いた掌編が配布される。対象書店はアニメイト一部店舗、書泉、三省堂書店、メロンブックス、Amazon(電子版・Kindleのみ)、その他電子書店で、それぞれ内容が異なる。
■コメント
・伊藤和典(著者)
正統な続編というよりも、本人による二次創作くらいのつもりでいます。書いているうちに、『機動警察パトレイバー 劇場版2』をあのまま終わらせるわけにはいかないな、という気持ちもわいてきて、エピソードをかなり増やしました。
えっ!? 発売前重版決まったの!? えー、怖いなあ、怖い、怖い……
・ゆうきまさみ(表紙イラスト)
想像していたよりもずっとおもしろかったです! 最初は“寿司屋?”って思ったのですが(笑)
・出渕裕(『機動警察パトレイバー EZY』監督)
数年前、『EZY』の制作が本格化した頃に、『寿司屋の後藤』の連載も始まり、これまでのキャラクターたちの未来について改めて考えるようになりました
■書誌情報
『機動警察パトレイバー 寿司屋の後藤』
著者:伊藤和典
価格:紙版1,980円(税込)/電子版1,900円(税込)
発売日:2026年6月25日
出版社:文藝春秋