ふかわりょうのエッセイ『ひとりで生きると決めたんだ』が文庫化! 書き下ろし「芸人失格」も収録

 ふかわりょうのエッセイ集『ひとりで生きると決めたんだ』(新潮文庫)が、6月24日に刊行される。

 本作は単行本として刊行されたエッセイ集の文庫化。ふかわにとって新潮文庫からの著作は2作目。「湘南」の定義への疑問、奢る側と奢られる側の美学、自身の肩書きへの違和感、田中みな実の言葉にハッとさせられた経験など、日常の中で見過ごされがちな「違和感」を独自の視点で綴ったエッセイ22編が収録されている。

 文庫化にあたっては、書下ろしのボーナストラック「芸人失格」が新たに収録される。芸能界に身を置いて30年のふかわが、密かに「なくなってほしい」と願っている慣習や、「もう一度これが叶うなら芸人失格でも構いません」と語るほど求めている「笑い」について綴った一編となる。

 解説は阿川佐和子が担当。阿川は「フカワフカワした着ぐるみの奥に」と題した解説のなかで、初めてふかわの文章に触れたときの印象について「『なぜこういうところに目がいくのか』と感服したことを覚えております」と振り返り、「つい見過ごしてしまう日常の『モヤモヤ』や、『そうかなあ……』とかすかな疑念を抱きつつも言葉にするほどのことではないと放棄してしまったアレコレを、ふかわりょうは見事に分析解決解消してくれる」と評している。

 著者のふかわりょうは1974年、神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学在学中の20歳でお笑い芸人としてデビューし、「小心者克服講座」でブレイク。2025年には『スマホを置いて旅したら』で「図書館員が選んだ!ぎふ本大賞」を受賞している。他の著書にエッセイ『世の中と足並みがそろわない』『東京生まれじゃないけれど』、小説『いいひと、辞めました』などがある。

■ふかわりょうコメント

正式タイトルは、『ひとりで生きると決めたんだ(涙目)』です。
多くの人の手に渡らないことを願います。

■書誌情報
『ひとりで生きると決めたんだ』
著者:ふかわりょう
価格:649円(税込)
発売日:6月24日(電子書籍も同日配信開始)
出版社:新潮社(新潮文庫)

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