【漫画】退屈な高速道路の暇つぶしといえば? 8P楽しげ運転体験『兎田マコのまいにちフルスロットル!』
景色も単調な高速道路を走行中、退屈を紛らわすために人は何をするだろうか。車を題材にした8ページ漫画『兎田マコのまいにちフルスロットル!』のうち、Xに投稿された『高速ドライブ気分を味わえる漫画』では、今度真似したくなる……かもしれない高速道路の楽しみ方が描かれている。
本作の作者・B田サイダーさん(@Youkoso_Bda)に、『兎田マコのまいにちフルスロットル!』、さらには『高速ドライブ気分を味わえる漫画』を制作した背景などについて話を聞いた。(望月悠木)
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主人公・マコのモデルは?
――まず『兎田マコのまいにちフルスロットル!』を制作した経緯を教えてください。
B田サイダー(以下、B田):いろいろな車を題材にした漫画がありますが、「車の、メカとして、モノとしての魅力」を描いた作品が多い印象を持っていました。そこで、「運転」や「移動」といった体験にフォーカスすると面白いのでは、と考え、方向性を定めていきました。
――主人公であるマコはどのように作り上げていったのですか?
B田:1話を制作するにあたり、主人公像を考えていく中で、「“悪の女幹部”みたいなキャラにしたいな」と思ったんですよね。『ヤッターマン』のドロンジョ、「ポケットモンスター」シリーズのムサシ、『葬送のフリーレン』(小学館)の断頭台のアウラなどをイメージしつつ、僕らしさを持って作り上げていきました。
――各話のエピソードはどのように考案・構成しているのですか?
B田:普段から「運転中」や「カーライフ」に関連したアイデアをストックしていて、その中からキャラが動いてくれそうなものを選んでネームを作成する、という感じです。
――ちなみに、8ページであることが特徴的な本作ですが、8ページにした理由は?
B田:まず1話を8ページで描いたのですが、それがすごく自分の中でしっくりきたんです。それで1話以降も8ページで描くようになりました。普段、日中は仕事をしているのですが、8ページだと負担が少ないため、継続的にエピソードを制作できるところにメリットを感じています。
――一方、デメリットはありますか。
B田:やはり車を題材にしているため、車に関連した情報を描くとなると、かなりのページ数を割かなければいけません。ただ、8ページですので割けるページ数に余裕はありません。そこは端的に、またデフォルメして、ページ内の密度を上げて表現するようにしています。結果的に、そうすることで読み応えにつながっている気もしています。
実体験がベース
――次に『高速ドライブ気分を味わえる漫画』について教えてください。同エピソードには着想元となった実体験もあるのでしょうか。
B田:作中にも描きましたが、実際に高速道路を運転している時に、乳酸菌飲料のロゴが入っているタンクローリーを見かけたことがきっかけです。その時に「ああいう車があるんだ」と知り、その後ネットで調べてみると、僕と同じように乳酸菌飲料の車を目撃して驚いている人の声を多く見かけ、「面白そうだな」と思って制作することにしました。
――他にも、いろいろな“高速道路の運転中あるある”が描かれていましたね。
B田:並走していた車に乗っていた犬にほっこりしたりなど、過去に運転中に起きた出来事を思い出し、それらをエピソードに入れていきました。また、「デコトラにマコが反応したら面白いかも」と考え、デコトラも登場させています。
――逆に“あえて入れなかった出来事”もあったのでは?
B田:クラシックカーとかも出そうかなと思ったのですが、「ちょっと面白くはならなそう」と考えてやめましたね。
――最後に今後はどのように漫画制作に取り組んでいく予定ですか?
B田:まず『兎田マコのまいにちフルスロットル!』は隔週ぐらいで投稿を続けていく予定です。また、本作は昨年5月ぐらいから制作を始めたのですが、8ページで月2本の制作を1年間続けると200ページほどになるので、そうなった時に漫画本にできればと考えています。漫画本を出すことが夢なので、そこを目指して頑張りたいです。
■『兎田マコのまいにちフルスロットル!』1話:http://www.amazon.co.jp/dp/B0FTWWVGR9