むくみの仕組みや原因は? イラストでわかりやすく解説『足のむくみをとる本』に注目
川嶋朗による『足のむくみをとる本』が9月26日(金)に内外出版社より発売された。
夕方になると足が重く感じたり、ふくらはぎがパンパンに張ったり、朝は楽に履けた靴が夜にはきつくなるといった症状は多くの人に共通する悩みだ。その正体は「足のむくみ」であり、放置すれば疲労感の増大や血流悪化、さらには体調不良にまでつながる可能性がある。本書は、そうした日常的な不快感に対し、「ちょっとしたケア」で改善できることを具体的に示す構成となっている。むくみの仕組みや原因をイラストとともに解説しながら、気軽に実践できるケアや、特に症状が辛い日に取り入れたい方法、さらには予防のための生活習慣まで幅広く紹介している。章立ては「むくみの正体」「原因」「気軽にできるケア」「辛い日のケア」「予防」と体系的で、読者が自分に合った対策を見つけやすい構成が特徴だ。
著者の川嶋朗は、統合医療の専門家として知られ、神奈川歯科大学大学院特任教授であり、統合医療SDMクリニック院長も務めている。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学を経て、米国ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学。その後も自然治癒力を重視した医療に取り組み、西洋医学と補完代替医療を融合させた統合医療を実践してきた人物だ。著書も多く、『むくみとり事典』『老化しない脳とカラダをつくるストレッチ』『体温を上げる健康法』など幅広いテーマにわたる。
足のむくみは日常生活に大きな影響を与える一方、改善のための手段は意外にも身近にある。本書は、症状に悩む人が日常生活に簡単に取り入れられる実践的な方法を提供し、健康維持の新たなヒントを与える内容となっている。
本の内容
夕方になると足が重だるい、ふくらはぎがパンパンにはちきれそう、朝は入った靴が夜になるときつい…。そんな症状に心当たりはありませんか?実はその不快感の正体は「足のむくみ」。放っておくと疲労感だけでなく、血流悪化や体調不良にもつながることがあります。でも安心してください。むくみは「ちょっとしたケア」で改善できます!本書では、足がむくむ仕組みや原因をわかりやすいイラストともに解説しながら、今日からできる解消法・予防法を紹介します。
目次
1章:むくみの正体~身体の組織を理解して、足がむくむ仕組みを知ろう~
2章:むくみの原因~自分の足が、なぜむくんでいるのかをつきとめよう~
3章:気軽にできるむくみケア~日頃の生活で気軽にむくみを解消できる方法~
4章:特に辛い日のむくみケア~特にしんどい日におすすめの解消方法~
5章:むくみの予防~むくまない身体のつくり方~
著者プロフィール
川嶋 朗
神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授、統合医療 SDMクリニック院長。1957年、東京都生まれ。1983年、北海道大学医学部医学科を卒業し、東京女子医科大学に入局。1993~95年、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院に留学。帰国後、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長を務めた後、2014年、東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授。2022年より現職。自然治癒力を重視し、西洋医学と補完代替医療を統合した医療を実践。「悔いのない、満足のいく人生」を送る心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考える「QOD(クオリティ・オブ・デス=死の質)」を提唱。著書に『気になる「むくみ」不調を改善する むくみとり事典』(SDP)、『80歳をすぎても老化しない脳とカラダをつくる! もむだけストレッチ』(宝島社)、『60歳から体温を「0.5度」アップする健康法』(飛鳥新社)などがある。
■書誌情報
『足のむくみをとる本』
著者:川嶋朗
価格:1,320円(税込)
発売日:2025年9月26日
出版社:内外出版社