浅草・吉原・隅田川……台東区の怪談奇談を5人の怪談作家が綴る『浅草怪談』
『浅草怪談』(著者:冨士玉目、牛抱せん夏、岩井志麻子、川奈まり子、鳥蔵柳浅/竹書房)が2025年8月29日に発売された。
本書は浅草・吉原・隅田川など、台東区の怖い話を収録した書籍。吉原の地に巣食う女たちの念と怪異の数々「吉原奇談」「ろくろ首の遊女」。歴史書物に記録された何百年も寺に巣食う恐ろしすぎる妖怪「浅草寺のばけもの譚」。
銀座線の向こうに広がっていた時空を超えた地下異空間「再会の地下商店街」。出ると噂される某遊園地で体験した本物の恐怖「お化け屋敷の怪」。
神田川・柳橋付近に潜む命を狙う危険な怪異「川に棲むもの」。隅田川に架かる歴史的名橋のうえで佇む無数の黒い影「言問橋無情」。我が国初の青酸カリによる毒殺事件と蔵前の空に響きわたった死者の声「校長毒殺事件」などーー。
江戸時代から現代まで、新旧の怪談奇談を5人の怪談作家が綴る台東区東部のご当地怪談集。そのほか一部書店では限定特典ペーパー2種が配布される。
■書誌情報
『浅草怪談』
著者:冨士玉目、牛抱せん夏、岩井志麻子、川奈まり子、鳥蔵柳浅
価格:730円+税
発売日:2025年8月29日
出版社:竹書房