「ちいかわパーク」の見どころは? 「ゴブリンたちの牢屋」に「ミートボールころがし」……原作漫画から予想

 人気漫画『ちいかわ』の世界を楽しめる体験型施設「ちいかわパーク」。発表当初は“大型体験型施設”という名の元、その内容は明かされていなかったが、7月28日に池袋「サンシャインシティ アネックス」にてグランドオープンすることが発表された。

 公式ホームページでは園内のアトラクションが続々と公開された。本稿では現時点で明らかとなっている施設の内容と合わせ、原作のエピソードを振り返りたい。

 まず最初に発表されたエリアは「ゴブリンたちの牢屋」であった。


 巨大なオデやゴブリンたちと一緒に撮影できるフォトスポットとなっており、オデの足元には囚人服を着たおなじみの3人もいる。

 『めざましテレビ』(フジテレビ系)内でもアニメとして放映された、ちいかわやオデたちがゴブリンに囚われるエピソード。オデ含む4人がゴブリンたちの大切なキノコを食べてしまったことから収監され、囚人生活を送る様子が描かれた。


 なんとか脱獄するべく試行錯誤を重ねるちいかわたち。悩みながらも最後にはオデの怪力によってゴブリンたちから逃亡した。「ちいかわパーク」内のエリアでもオデの行動に困惑するちいかわたちが再現されている。

 そんな「ゴブリンたちの牢屋」のあとに紹介されたエリアは「ミートボールころがし」。狙いを定めてミートボールを穴に落とす、ゲームのようなエリアであることが伺える。


 作中でもたびたび登場するミートボール。ゴブリンたちの牢屋から脱獄した際にも、質素な食事がつづいていたちいかわたちがミートボールを喜びながら食べる様子が描かれている。

 そのほかにも宝箱を探す3人のもとに、でっかいミートボールが転がってくるエピソードも描かれた。実際に「ミートボールころがし」エリアの奥にはおおきな宝箱があり、原作で宝箱を守っていた魔女の姿も確認できる。

 6月17日に公開されたエリアは「あくむな部屋」。アプリ「ちいかわぽけっと」でも敵キャラとして登場するゾウ、そして気味の悪い配色の壁や鏡が置かれたエリアだ。全貌の見えないエリアであるが“無限に広がる鏡の通路を歩いて進もう!”という説明から、迷路のようなアトラクションなのかもしれない。

 原作では夜遅くまで勉強に励むちいかわの前に現れたゾウ。「あ・く・む」と唱えるとちいかわの目や背景が虹色に変化。ゾウと出会ったあとからちいかわは悪夢に悩まされることに……。

 目の下にクマができるほど不眠となったちいかわであったが、うさぎと協力してゾウをなんとか撃退。果たしてうさぎはどのようにしてゾウを撃退したのか、気になる方は原作を読んでみてほしい。


 そのほか、ちいかわが「むちゃうまヨーグルト」の懸賞で当てた自宅など、個性豊かなエリアが展開される「ちいかわパーク」。まさに作品の世界を体験できる施設となることが期待される。


関連記事