漫画『ちいかわ』アニメとはどう違う? 原作とのギャップが大きかった人気作品
『鬼滅の刃』ギャップが生まれた理由
また『鬼滅の刃』も原作とアニメで違和感を感じる人が多い作品の一つ。『鬼滅の刃』は2016年より「週刊少年ジャンプ」で連載され、単行本の累計発行部数は1億5000万部を突破する大ヒットとなった。
2019年にはアニメーション制作会社ufotableによってアニメ化され、内容もさることながらその映像の美麗さは大きな反響を呼ぶことに。しかしその映像美こそが、後から原作を読んだ人にとっては違和感を覚えることがあったようだ。
原作漫画では大正時代を舞台にした物語であり、時代背景に合わせたような独特の絵柄に特徴があった。漫画でも迫力のある戦闘シーンは描かれていたが、アニメ化では圧倒的なスケール感と躍動感でそれらが描かれたため、原作とのギャップを感じる人も少なくなかったようだ。
今回紹介した2作品は、どちらもアニメの評価が高い作品だ。後から原作を読んで「なんかアニメと違くない?」と感じるのは、アニメの世界観や魅力にすっかり引き込まれていることも原因かもしれない。