漫画『ちいかわ』アニメとはどう違う? 原作とのギャップが大きかった人気作品

 漫画原作のアニメが始まるとよく話題となるのが「あれ、イメージと違う」といったSNSの投稿ではないだろうか。特に思い入れ深い漫画作品であればあるほど、思い描いていた声優のイメージや内容への違和感の声が多くなる傾向があるのかもしれない。今回はそんなアニメと原作漫画でギャップのあった人気作品を取り上げてみたい。

『ちいかわ』アニメと漫画の違いは?

 現在大人気の漫画である『ちいかわ』には、アニメとの違いに大いに驚かされた作品ではないだろうか。『ちいかわ』と言えば“なんか小さくてかわいいやつ”の通称がタイトルの由来であり、その名の通り丸々もふもふとしたかわいらしいキャラクターが印象的。さらにアニメではかわいい声があてられ、より柔らかい雰囲気を感じる作品となっている。

 しかしXで連載されている原作漫画は、見た目のかわいらしさはそのままだが、作品全体に漂う雰囲気には何やら不穏な影がある回が多い。ちいかわたちは討伐と呼ばれる戦いに勝って得た報酬で生活をしているが、この討伐には謎が多い。

 もともと討伐対象であった敵だけでなく、突然変異で姿が変わってしまったキャラクターが襲って来るケースも。さらにこの敵はかつて仲良くなっていたのでは? という描写もあり、ちいかわたちが何と戦っているのかという点は深い闇を感じる。

 また、以前の「島編」では、島民がケガを負った友人を救うため永遠のいのちが手に入るとされる人魚の肉を求めるストーリーがある。島民が人魚を襲って運ぶ描写を見ながら「さすがに食べないでしょ」と思いきや、次のストーリーでは“煮付け”が登場しSNSが騒然となっていた。

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