ほしのあき、真木よう子ら知らしめた『月刊』シリーズに新作! 9頭身スーパーグラビアモデル・斎藤恭代の魅力とは?
173cmの9頭身とも言われるひときわ目を引くプロポーションで注目される“スーパーグラビアモデル”の斎藤恭代が5月9日に最新写真集『月刊 斎藤恭代』(講談社)を発売する。名だたる女優たちが出演してきた『月刊シリーズ』の最新作とあって、グラビア写真集ファンの間で大きな話題を集めている。
ミス·アース日本代表の経歴を持つ斎藤だが、グラドルとしては遅咲きで、ご当地アイドル「いちご姫」の活動などを経て、2022年より撮影会モデル活動を開始。そこから男性誌やグラビア誌などで注目が集まり、昨年末には『週刊プレイボーイ』(集英社)による企画『グラビア·オブ·ザ·イヤー2024』でグランプリを受賞。また『週刊SPA!』(扶桑社)の企画「グラビアン魂アワード2024」では、リリー·フランキーによる「完璧の完璧賞」を受賞した。今年4月からは、「ホビージャパンWeb」にて漫画連載されているメディアミックスプロジェクト『キューティーハニーNova』の公式コスプレイヤーとして「令和版キューティーハニー」も務めている。今回の『月刊 斎藤恭代』は、まさに勢いに乗る斎藤の4冊目となる写真集だ。
グラビア活動初期に斎藤を表紙に起用したグラビア雑誌『MEN’S DVD』(三和出版)などを手掛ける編集者は「ブレイク前のキャスティングでしたが、読者からの問い合わせは群を抜いていた」と当時を振り返る。
「我々の雑誌では出演したタレントのグッズを制作して販売しているのですが、アクリルスタンドや抱き枕カバーといった彼女のアイテムは、その数年で一番の売れ行きでした。表紙撮影時はまだ露出はそれほど多くなかったものの、その頃からグラビアだけでなく、バラエティ番組にも進出するようになりすぐに話題に。一気に斎藤恭代という存在が気づかれたという印象です」(前出の編集者、以下同)
名作ぞろいの『月刊シリーズ』に登場
『月刊シリーズ』は、1998年の創刊号『月刊 永作博美』(新潮社)から始まったムック型写真集。通常数千円する写真集とは違い、低価格でコンビニエンスストアなどで購入しやすかったことから瞬く間にヒット。第2弾の『月刊 篠原涼子』に第3弾の『月刊 ともさかりえ』と、人気女優が多数出演する人気シリーズとなっていった。
2010年の『月刊 神楽坂恵』をラストに一度刊行が途絶えていたが、近年も『月刊松本まりか 汀』や『月刊 奥山かずさ·想』(ともに小学館)といった単発の写真集が不定期で発売。今回の『月刊 斎藤恭代』は久々の新作となる。
「歴代の『月刊シリーズ』は名作ぞろいで、『月刊 西田ひかる』や『月刊 麻生祐未』といった意外な人物を起用した企画も話題を集めました。また複数冊登場した『ほしのあき』のように、このシリーズで知名度を上げたタレントも少なくありません。2007年の『月刊 真木よう子』などは最たる例で、それまでは知る人ぞ知る女優だった”真木よう子”の名前を世の中に一気に知らしめた一冊でした。横から彼女の体を撮影したインパクトのある表紙で、中ページは今見てもすごい。それだけ歴史と実績があるシリーズに登場するわけですから、今回の写真集で斎藤恭代の人気がさらに勢いづく可能性は大いにあります」
装丁は巨匠·清水正己氏。『STUDIO VOICE』『CUT』『ROCKIN’ON JAPAN』といった数々のカルチャー雑誌デザインを手掛け、そして1998年から『月刊シリーズ』を立ち上げたアートディレクターだ。『月刊 斎藤恭代』は清水氏を迎え、左右のページが内向きに折られた「両観音開き」がこれでもかと続く手の込んだデザインに仕上がっているという。いったいどのような写真が収録されるか期待が高まる。
「彼女が広い層から支持を集めるグラドルになるのは間違いない。というのも、斎藤恭代は超絶スタイルがもちろん魅力ですが、ミステリアスでかつ、柔和な印象を与える美しい顔が唯一無二なんです。2023年にリリースされた彼女のファーストイメージDVD『日本の女性は美しい』は、まさにそんな彼女の”顔”のアップ写真がジャケットに使用されていました。グラドルのDVDでこのような写真を前面に押し出すのは本当に異例。それだけ彼女の顔立ちそのものに強い説得力があるということ。またグラビアだけでなく、『秘湯ロマン』(テレビ朝日)などのテレビ番組への出演により女性ファンが着実に増えている。今回の新作は、女性も手に取りたくなるような写真集になるのではないでしょうか」
『月刊シリーズ』という名門レーベルに名を連ねたことで、斎藤恭代の存在感はより一層増していきそうだ。これまでグラビアに馴染みがなかった読者も、思わずページをめくる手を止められなくなるかもしれない。