【重版情報】現代の知の巨人、ティム・インゴルド最新作にして最良の入門書「人類学とは何か」増刷決定
現代の”知の巨人”、ティム・インゴルドが手がけた「人類学とは何か」(亜紀書房)が、このたび重版となった。
著書は、アバディーン大学教授。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。人類学の最前線で、現在も活躍を続ける"知の巨人"として知られている。
本書は、現代思想・アートをはじめ、ジャンルを超えた影響をあたえつづける、世界の「知」をリードするインゴルドの思想の核心にして、最良の人類学入門だ。
◼️ティム・インゴルド (ティム インゴルド) (著/文)
1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。現在、アバディーン大学教授。主な著作に『ラインズ―線の文化史―』(2014年、左右社)、『メイキング―人類学・考古学・芸術・建築―』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ―線の生態人類学―』(2018年、フィルムアート社)などがある。
◼️奥野 克巳 (オクノ カツミ) (翻訳)
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)など多数。共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える―人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ―シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)。
◼️宮崎 幸子 (ミヤザキ サチコ) (翻訳)
立教大学大学院博士後期課程に在学。文化人類学専攻。論文に「相馬野馬追の『人と馬』の関係から福島県相双地方の復興を探る―マルチスピーシーズ民族誌の可能性―」(2018年、立教大学異文化コミュニケーション研究科修士論文)がある。
書籍情報
「人類学とは何か」
著者:ティム・インゴルド(著/文)、奥野 克巳(翻訳)・宮崎 幸子ミ(翻訳)
発行:亜紀書房
判型:四六判
頁数: 192ページ
定価:価格 1,800円+税
ISBN:978-4-7505-1595-3