令和ロマン・髙比良くるまの漫才考察本が発売決定 Amazon本総合ランキング1位に

 お笑いコンビ・令和ロマンの髙比良くるまが手がけた書籍『漫才過剰考察』(辰巳出版)が11月8日に発売される。10月1日に予約受付が開始され、Amazonの「本・売れ筋ランキング」では1位になるなど、大きな注目を集めている。

 『漫才過剰考察』は、「いつだって、コレカラが面白い」をコンセプトとする辰巳出版のWebマガジン「コレカラ」にて、2023年7月よりスタートした連載「令和ロマン・髙比良くるまの漫才過剰考察」に、大幅に書き下ろしを加えた一冊。

 分析と考察を武器に、芸歴7年目の若手ながら賞レースをはじめ様々な分野で結果を残してきた令和ロマン。本書は、M-1が再開した2015年から自身が優勝した2023年のM-1、さらには2024年のM-1予想に至るまで考え尽くしたくるまの視点が綴られた一冊。新型コロナウイルス流行などの時代背景や、東西での言葉の違いや南北の異なる環境が漫才に与える影響、昨今話題の「顔ファン論争」など、縦横無尽に分析を駆け巡らせる著者の真骨頂“マシンガントーク”を堪能できる、これからの時代の漫才論最新版だ。

 また、くるまが「M-1優勝を目指すうえで参考にした」という霜降り明星・粗品との2万字超えのスペシャル対談も収録。2018年のM-1王者である粗品と、M-1・漫才・それぞれの今後について語り尽くす。

【髙比良くるまコメント】

  不定期で連載していたものを本にするはずが、付け足して削ってまた足して、ほとんど知らない文章が出来てしまいました。9ヶ月かかりました。人生で一番辛かったです。お笑いのことをたくさん考えたのでウエストランドの井口さんにぜひ読んでほしいです。

【書籍概要】

タイトル:『漫才過剰考察』
著者:令和ロマン・髙比良くるま
発売日:2024年11月8日(金)
定価:1,760円(税込)
体裁:四六判
発行:辰巳出版株式会社

書籍内容(※内容は変更となる可能性がございます)
■プロローグ・これまで
「自分は報われていいような人間ではない」

■M-1グランプリを考察
・2023決勝直前インタビュー
・2023を振り返る
・「漫才勝負」の2015~2018
・「笑わせ合い」の2019~2023
・2024、令和ロマンは優勝できるのか?

■全国で全世代に受ける漫才を考察
・漫才の「寄席」とは
・寄席でウケるための2つのポイント
・東西のお笑いの違い
・南北のお笑いの特徴
・これからの時代にウケる漫才とは?

■エピローグ・これから
「日本の漫才が海を越える時」

関連記事