白石聖「素の状態がありのままに写ってる」 すっぴんや水着姿を収めた写真集『unveil』に込めた想い
女優・白石聖の2nd写真集『unveil』が、9月6日に宝島社より刊行された。沖縄を舞台に撮影された本作には、白石聖が今まで見せたことのない、ありのままの姿が112ページに渡って掲載されている。すっぴんや部屋着、そして初の水着にも挑戦しており、前作から4年を経た成長を感じ取れる内容だ。
最近では『幽☆遊☆白書』(Netflix)や『フェルマーの料理』(TBS)などの話題作に出演し、直近では『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京)で中島健人とバディを組んだ白石。白石聖が二冊目の写真集で表現したこと、そして自身がこの4年間で成長を感じたことについて、話を聞いた。
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「今撮らないと勿体ない」という気持ちが強かった
――写真集『unveil』発売おめでとうございます。記念イベントなども終えた今の心境はいかがですか。
白石聖(以下、白石):ありがとうございます。これまでファンの方と対面でお会いできる機会が少なく、2020年に写真展(「COLOR - SEI SHIRAISHI × KAZUHIRO SEKINE」)を開催した時も、コロナ禍だったためリモートでお話することしかできていませんでした。なので、今回は多くの方と実際にお会いすることができてパワーをもらいましたし、自分自身の手で届けられたのも嬉しかったです。
――出版の経緯についても教えてください。
白石: 25歳の節目ということで、大人になった自分や今の自分にしかできないものを収められるいい機会だと思い、お話をいただけてとても嬉しかったです。とはいえ正直、自分的には年齢を経たというだけで、中身は何も変わってないと思っているのですが、周りから「大人になった」と言ってもらえることは増えました。
前回の写真集『白石聖2016‐2020』(ワニブックス)は、写真集用としてではなく4年間撮影してきた写真を収めたものだったので、「自分の成長記録をまとめてもらった」という感じでした。今作は皆さんのお力を借りながら、「こんな風に撮ってほしい」という私の意志をこめた作品に仕上がったと思います。
――「unveil(ベールを取る)」というタイトルはどんな風に決まったのですか。
白石:チームで話し合って、いくつかの候補が挙がったのですが、表紙とマッチするタイトルかどうか、平仮名や漢字といった日本語、英語のどちらが良いかなどさまざまな方向から考えて、私が提案したタイトルに決まりました。
普段、役を通して皆さんの前に立つ機会の方が多いので、言うなればべールをまとってる状態です。今回の撮影ではすっぴんや初の水着にも挑戦していますし、素の状態がありのままに写ってるので「『unveil』がいいんじゃないか?」とアイデアが降ってきたんです。思い入れのあるタイトルになりました。
――撮影のコンセプトなどもあれば教えてください。
白石:ロードムービーのようなイメージで撮影していきました。実際に沖縄を旅して、過ごしていく過程を切り取っています。
――沖縄をロケ地に選ばれた理由は?
白石:開放的になれるので、暖かい場所がいいなと。修学旅行で行ったきりだったので、個人的にも行きたかったこともあり、沖縄にしようということになりました。3泊4日の撮影を通して沖縄の魅力を再確認しましたし、時間がゆったり流れる雰囲気で撮ってもらえたのがよかったです。また行きたいです。
――始めての水着の撮影もありましたが、緊張はしませんでした?
白石:不思議とあまりなくて。序盤の水着撮影が終わった後に「もう少し肌を見せようかな?」と思い、プールのカットは洋服のような衣装で撮影する予定だったところを、この白い水着に変えてもらいました。信頼できるチーム(カメラマン・峠雄三さん、ヘアメイク・岡田知子さん、スタイリスト・伊東牧子さん)で集まれることは多くないですし、恥ずかしいというよりも「今撮らないと勿体ない」という気持ちが強かったですね。