白石聖「素の状態がありのままに写ってる」 すっぴんや水着姿を収めた写真集『unveil』に込めた想い
――自分から露出を増やすと提案したことに対して、チームの皆さんの反応は？
白石：皆さんやってみようと協力してくださいました。初めての水着撮影だったので、自分がどこまでできるかもわからなかったのですが、とりあえず撮ってみようという冷静な気持ちだった気がします。
――カメラマンさんとのコミュニケーションで気を使ったことなどはありました？
白石：峠さんは何度かご一緒していて、シャッターを切るテンポ感や雰囲気が柔らかくて落ち着くので特別に心がけたことはなく、私は好きに動かせてもらって、いい瞬間を撮っていただきました。ただ、プールでの背泳ぎのカットは撮るタイミングが難しいので、「せーの！」と声をかけあったりはしました（笑）。
――お気に入りの写真も教えてもらえますか。
白石：お気に入りなのが、グレーのキャミワンピースを着てホテルの部屋で撮ったカット。「これは絶対に入れたい」と思っていた写真のひとつで、背中の感じとか、鏡に映る感じも素敵で好きです。髪の毛を下ろしているところから自分で結んだり、「こうした方が可愛いかも」とレクチャーしてもらいながら、一連の流れの中で撮っていただきました。この時の空気感がすごく良くて、自分でもその世界観の中に入り込めていたと思います。
白石：ちょっと似ているかもしれないです。でも、あくまでも“普通の白石聖”ですから「等身大の自分がこのホテルにいて、友達と遊んでる」という感じでした。
――今日の衣装はシックで大人なイメージがありますが、写真集はカジュアルな衣装がほとんどでした。
白石：カジュアルに組まれていて、それが飾りすぎない自然体な印象に繋がっていると思います。特にボトムスにジャージを合わせたコーディネートがお気に入り。あとはオーバーオールにサングラスとか、他の仕事では挑戦できない遊びっぽいスタイリングも好きでした。
写真集の中には古着屋さんで買い物するカットも入っているのですが、その古着は実際に購入してプライベートで着ています。プライベートでもカジュアル寄りな服が多いですね。
――白石さんがヒロイン・葦月伊織役を演じたドラマ『I”s』（2019年）の原作者である漫画家・桂正和さんが、この写真集について言及していましたね。
白石：『I"s』に出演して以来、桂先生とはよく連絡を取るくらい仲良くさせてもらっています。『unveil』の情報をリリースした時も、すぐにお祝いと「買います」という連絡をくださって。まさかXで宣伝してくださるとは思いませんでした。本当に優しい方で頭が上がりません……。
本日、アイズで伊織を演じてくれた、
白石 聖さんの写真集が発売のようです！！㊗️聖ちゃんおめでとうございます‼️
— 桂正和 (@MasakazuKatsura) September 5, 2024
――白石さんは先日、26歳になりましたが、20代後半はどんな風に過ごしたいと考えていますか？
白石：まずは自分のペースを崩さず、マイペースにやっていきたいという気持ちです。とにかく30歳になった時に後悔のないようにしたいですね。10代を振り返って反省するのは「もっと勉強しておけばよかった」ということなんですよ。
――例えばどんな勉強をしておきたかったですか。
白石：語学ですね。英語は話せた方がいいなと長いこと思っていますが、今も話せない状態です。「女優として世界で」という展望があるわけではないのですが、単純に世界はこんなに広いのに、意思疎通ができるのが日本人だけなのはもったいないと思うんです。
もっと色々な人と話せた方が人生楽しいんじゃないかな。翻訳アプリを通して会話しても、上手くいかないことが多いような気もしていて。やっぱり英語は身につけたいですね。
――女優としての幅も広げていきたい？
白石：そうですね。もっと色々な表現ができる役者になりたいとは思っています。もう30代のつもりで積極的に生きていけば、振り返った時に良い20代だったと思えるんじゃないかなと。それをちゃんと行動に移せるような大人になりたいです。
■写真集情報
『白石聖写真集 unveil』
価格：3,850円
発売日：2024年9月6日
出版社：宝島社
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