THE RAMPAGE 藤原樹の愛猫マースの特技「きゅん」とは? フォトブック『Mars』インタビュー

 THE RAMPAGEのパフォーマーであり、ファンの間では愛猫家の顔も浸透している藤原樹。普段から藤原のSNSに登場するもふもふのマンチカンの“マース”は、自身プロデュースによってツアーグッズにもなっている。そんな藤原の念願が叶い、ファン待望でもある藤原 樹 マース フォトブック『Mars』(幻冬舎)が発売になった。

 自宅やスタジオでのマースとのポートレート撮影にはじまり、家族との猫座談会やマースへの想いに溢れたテキストなど、藤原の愛情が全力で伝わる1冊になっている。「猫のことなら一生喋っていられる」という藤原に話を聞くと、ワンコもビックリするだろう、マースの“芸”についてや、一緒に暮らすなかで大切にしていること、幸せを感じる瞬間などを教えてくれた。(望月ふみ)

【インタビュー最後に、サイン入りチェキのプレゼント企画あり!】

ひとり暮らしとともにマースとの生活も開始。最初は家族に心配された

藤原 樹 マース フォトブック『Mars』(幻冬舎)

――“マスいつ”(相思相愛のふたりを指す愛称)愛あふれる写真 が好評です。改めて、マースくんの名前の由来を教えてください。

藤原樹:マースは僕の実家で生まれた子なんです。マースのお父さんの名前が“まいる”で、お母さんが“ピアス”。両親の名前の頭文字を取って“マース”になりました。

――ご実家ではもともと猫を飼っていたそうですが、藤原さん自身は今ほどの愛猫家だったわけではないとか。

藤原:もちろんみんなカワイイと思ってましたが、お世話はお母さんがしてましたし、僕はスタジオに通っていてあまり家にいませんでした。だから家で猫は飼っているんだけど、家に「いる」といった感覚だったんです。ひとり暮らしを始めて、マースを飼ったのが、ご飯をあげて、トイレ掃除をしてと、しっかり猫のお世話をする初めてでした。

――ここまで愛情が湧くと予想していましたか?

藤原:思っていなかっです。家族もビックリしています。僕自身、初のひとり暮らしでしたし、家族としてはまずはそこが心配なのに、そこにプラスして猫を飼うなんてできるのか、ちゃんとお世話ができるのかと思っていたようです。だから最初にお母さんに全部教えてもらいました。トイレとかご飯の種類とか、全部聞きました。普段、僕はあまりしゃべるタイプではないんですけど、マースを飼ったことで、家族との会話がすごく増えましたね。自然としゃべりたくなっちゃうんです(笑)。

マースくんの芸はお座りやお手だけじゃない。「きゅん」に「ボタン」?

――今回のフォトブックでは茶トラの着ぐるみも着ています。

藤原:最近はいろんなところで猫耳を付けるようにリクエストされたりもするんですけど、全然抵抗ないです。むしろ楽しいです。猫は偉大です。

――抵抗ないんですね(笑)。日ごろのインタビューやメンバー同士との会話の様子を見ていても、マースくんの話になると、パッと笑顔になりますね。

藤原:普段はそんなテンションが高いほうじゃないんですけど、マースの話をするときは「別人になるよね」と引かれるくらいです(笑)。猫のことなら、なんでも話したくなっちゃうし、止まらない。写真も見せたいし、可愛らしさを伝えたいし、相手も猫好きの人だとずっと喋ってます。一生喋れますね。お互いに自分の猫を見せ合って、「かわいい」「ここは負けないぞ」って。

――そういえば、マースくんは芸ができるんですよね。

藤原:マースのお父さんの“まいる”もやっていたので、マースも「絶対できる!」と思って教え込みました。2~3カ月で覚えたかな。ご飯が大好きなので、ご飯タイムを利用して。1度お手を覚えたら、そこからすぐです。

――Instagramで実際にお手やおかわりをしている動画を見ました。「きゅん」もすると耳にしたのですけど、猫の「きゅん」芸ってなんです?

藤原:「きゅんです」ポーズのハート部分にマースが顎を乗せるんです。

――ああ、なるほど! それはカワイイ!

藤原:かわいいんです。まだ動画には出してないかな。お座り、お手、おかわり、タッチ、ターン、きゅん。あとボタンも覚えました。

――ボタンとは?

藤原:押すと僕の声で「ごはん」と言うボタンがあって、それを押すんです。きゅんをやったあとに、ボタンを置いて、それを押すと「ごはん」と声が出るので、ごはんをあげるんです。そこまで一連でできます。

――一連で!? 結構な長さですよね。ワンコでもなかなかできないですよ。

藤原:ですよね。でもきゅんは、すぐに覚えますよ。猫って、人が指を猫の鼻先に近づけると、ごあいさつに近づくじゃないですか。それを利用して、「きゅんです」ポーズを作って、そこに顎を乗せてあげると、やれるようになりますよ。

――いろいろな芸の中では、やりやすそうですし、しかもかわいい。これは猫飼いのみなさんにもおススメですね。ところで、藤原さんのご実家の猫ちゃんたちが階段で並んでいるかわいい写真が、X(旧Twitter)で定期的にバズってますよね。

藤原:何回もバズってて、この間もバズってました。気づいたら10万「いいね」とかなってるんです。しかも海外のアカウントだから、海外でバズってるんですよ。だから「うちの実家です」って僕もリポストしたりして。

――迷惑ではない?

藤原:嬉しいです。「うちの子たちです、かわいいでしょ」って。誇らしいです(笑)。

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