【2024.6.11 週間漫画ランキング】ランキング総入れ替え! アニメ4期好調の『転スラ』が1位に
春のアニメ放送もそろそろ終わりが近づく季節。寂しい気持ちが生まれる反面、夏から始まるアニメ放送に心を踊らせている人も多いのではないだろうか。今期のアニメには『怪獣8号』や『僕のヒーローアカデミア』などのジャンプ作品に加え、『無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす〜』や『転生したらスライムだった件』といったライトノベルからの人気作品も放送されていた。
そんな中、まるでアニメ化の成功を祝うかのように、日販調べの週間漫画ランキングで、川上泰樹・伏瀬らによる『転生したらスライムだった件』26巻(講談社)が1位を獲得し、小冊子が同梱された26巻特装版が10位にランクインした。
1.転生したらスライムだった件(26)/川上泰樹・伏瀬ほか/講談社
2.SAKAMOTO DAYS(17) /鈴木祐斗/集英社
3.アオのハコ(15)/三浦糀/集英社
4.青の祓魔師(31)/加藤和恵/集英社
5.光が死んだ夏(5)/モクモクれん/KADOKAWA
6.文豪ストレイドッグス(25)/朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA
7.MFゴースト(20)/しげの秀一/講談社
8.魔入りました!入間くん(38)/西修/秋田書店
9.拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます(2)/紬いろと・久川航璃ほか/KADOKAWA
10.転生したらスライムだった件(26)特装版/川上泰樹・伏瀬ほか/講談社
シリーズ累計4500万部を突破し、ラノベ作品のトップを走る本作は、原作小説・コミック・アニメのどれをとっても熱く面白い展開が続いている。本巻では前巻に引き続き開国祭の催しが描かれ、リムル一押しのダンジョンに冒険者たちが挑む展開が描かれている。
2位には、鈴木祐斗による『SAKAMOTO DAYS』17巻(集英社)がランクインした。2020年から連載がスタートし、数々の漫画賞に入賞してきた本作は、累計発行部数が500万部を突破。
その人気ぶりからか、2025年1月からのアニメ放送決定も発表され、一段と注目度が上がっている。YouTubeに公開されている1分のアニメPVでは、数々の殺し屋を相手に躍動する坂本太郎の姿に、歓喜と興奮の声が寄せられていた。
続く3位は、三浦糀による『アオのハコ』15巻(集英社)。高校生たちの純粋な恋を描いた本作は、2024年の10月にテレビアニメが放送される。主人公の猪股大喜を千葉翔也が演じ、ヒロインの鹿野千夏を上田麗奈が担当する。
さらに、3月末には小林千晃や内田雄馬が追加キャストとして発表され、アニメ放送への期待値は上がり続ける一方だ。アニメ放送に際して、原作を手に取る人も増えていくことだろう。
続いて、こちらもテレビアニメが放送される、加藤和恵による『青の祓魔師』31巻(集英社)が4位に。今年1月に約7年ぶりとなるテレビアニメが放送されたことをきっかけに、人気に再び火が付き、10月からは四期「雪ノ果篇」がスタートする。短い期間でのアニメ放送にファンは大喜びの様子だ。
5位には「次にくるマンガ大賞2022」で特別賞を受賞し、多くの読者に衝撃を与えた、モクモクれんの『光が死んだ夏』5巻(KADOKAWA)。発刊わずか5巻ながら、先月時点で累計発行部数210万部を突破する人気ぶりを見せている。そんな本作は、放送日は未定なもののテレビアニメ化決定が発表された。新進気鋭の青春ホラー作品はさらなる注目を集めそうだ。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/