『凪のお暇』地雷系女子・市川円から目が離せない 現実にいたらアウトすぎる言動を振り返る
天然ぶりすらあざとい? まさに「悲劇のヒロインモンスター」
市川の天然や地雷系女子ぶりは、慎二の職場での立ち位置や友人関係にも大きな影響を及ぼすことに。例えば、四十八円め「凪。露知らず⑧」の回、職場であるミスの報告を行うのだが、妊娠したと誤解を招くようなしおらしい言い方に慎二が思わず「結婚」というワードを出してしまい、以降同僚たちから2人が付き合っていることが露呈、結婚前提なのでは?と勘違いされてしまう。この件で、市川は慎二の仕事を奪った上、社内恋愛の外堀を埋める形に。
さらに、市川が唯一作れる料理・水切りヨーグルト(これが料理かは疑問だが……)を慎二に振る舞うエピソードでは、涙ながらに出世の鬼と家庭の仏の父母に憧れていることを慎二に告白。慎二は見事に勘違いしプロポーズするのだが、実は「出世の鬼」とは市川の母親で、「家庭の仏」は父親のこと。その後も、社外の取材でプロポーズされたことを話すなど、自分がバリキャリ、慎二が主夫になる外堀を順調に埋めており、もはや天然ではなくかなりの策士なのでは?と感じさせるくだりが多いのだ。
そして、最新巻11巻では市川がゴンと結託して慎二と凪のお邪魔虫をしよう、という衝撃の展開に。今後、慎二や凪を追って2人も北海道へ行くことになるのか、それともゴンを相手に地雷系女子な行動を炸裂していくのか。今後もしばらく、彼女の言動から目が離せそうにない。