『HUNTER×HUNTER』念能力のネーミングが天才すぎ 「絶対時間」「神の不在証明」など秀逸な当て字に注目
存在感の薄さが神レベル? メレオロンの「神の不在証明(パーフェクトプラン)」
王とその兵士たちで結成される「キメラアント」。師団長を務めるメレオロンが使う念能力が「神の不在証明(パーフェクトプラン)」だ。メレオロンが息を止めている間は誰にも自身の存在を気づかれない能力で、気配はもちろん触った感触・匂い・感知の念能力を使っても、一切彼の存在に気づくことができない。
ただし感知しないだけで触ること自体は可能なので、敵からの攻撃に当たる可能性はある。またメレオロンが息を止めていられるのは最長2分程度のため、長時間存在を消し続けられるわけではない。メレオロンは蟻だがカメレオンの見た目をしており、その見た目に相応しく「存在感の薄さ」や「影の薄さ」を極めたような能力と言えるだろう。
パーフェクトプランという英語読みのかっこ良さもさることながら、「神の不在証明」という言葉も秀逸。存在を認識できなくなるメレオロンの能力を端的に表現している。
他にもマフィア組長の娘・ネオン=ノストラードの「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」や、幻影旅団団員・シャルナークの「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」、同じく幻影旅団団員・コルトピの「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」などを推す声も見られた。
『HUNTER×HUNTER』は数カ月~数年単位の休載を挟みつつ連載されてきたが、現在は長期休載が続いている。今後のストーリー展開を楽しみにしながら、再開を心待ちにしたい。