『葬送のフリーレン』“葬送”の異名は魔族を倒しすぎたからではない? その由来を考察
とすると、オレオールにはまだ成仏していない、現世に残った魂が集まっているのではないだろうか。12巻の中では女神の石碑に触れて、偶然にも魔法が発動しフリーレンの意識だけが過去へ渡っている。この話がオレオールでフリーレンが女神の魔法を使う伏線だとすると、そして多くの魂を成仏させ天国へ送る葬送するとしたら、ふたつ名に見合うだけの実績が残る。また、魔族が未来に起こる出来事から生まれた名を知っていたのは、過去に南の勇者と相打ちになった、未来を予知できる全知のシュラハト(※魔王の腹心)から広まったとすると辻褄があう。
大雑把な考察ではあるが本稿では、オレオールに眠る魂をフリーレンが女神の魔法で成仏させ、全知のシュラハトが予知にてそれを知り、過去にその名が広まったとも考えられる。果たしてストーリーではどのように「葬送のフリーレン」となった理由が解明されるのか、今後に期待したい。