【ONE PIECE考察】海軍大将・黄猿が今後のキーマンに? 謎多き強敵が抱く正義と葛藤

「ベガパンクを殺そうとする黄猿からは、葛藤を感じます。読者としては、この葛藤に賭けたいんですよね。海軍には属しているものの、黄猿は自分自身の正義を持っているように思います。今はベガパンクを殺そうとしていますけど、もう少しで限界がきそうですよね。私としては、その限界待ちです。今はボニーがサターン聖に捕まっていて、ピンチに陥っています。黄猿も倒れていますが、ルフィもヨボヨボで横たわっていました。一味もなんらかの力で動けない様子。ここで早速、黄猿が割って入ってボニーを助ける可能性すらありますよね。もしそうなれば、世界に思わぬショックを与えるでしょう。まだまだルフィにとっては敵という立場の黄猿ですが、過去編の笑顔をみていると、そろそろ彼自身の正義を表に出すときがきたのではないでしょうか。ニカの踊りをするシーンでは、黄猿も一緒になって踊っていました。黄猿もニカの存在を知っており、そしてエッグヘッドでその姿を目にしています。彼が海軍を裏切り希望に正義を託すなら、今なのではないでしょうか」

 黄猿は海軍の最高戦力であり、エッグヘッドでもルフィと互角の戦いをみせた。今後の物語でも、ルフィの行く手を阻む高い壁になることは間違いないだろう。彼がベガパンクとの関係をどちらの方向に進ませるのか、今後の動向に注目だ。

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