食い倒れだけじゃない! 文化薫る「大阪」のハイエンドな魅力を特集『婦人画報』9月号 

 日本でもっとも歴史あるライフスタイル誌のひとつ『婦人画報』(株式会社ハースト婦人画報社)は9月号を8月1日(火)に発売する。

 いま観たい、体験したい、味わいたい 文化薫る、大阪へ。古来、歴史の表舞台にしばしば登場し、歌舞伎、文楽、落語といった上方芸能を育み、旦那衆や事業家たちが競って文化を支援してきた大阪。2025年の大阪・関西万博に向けて動き始めたいま、「天下の台所」と呼ばれたころの勢いと賑わいをふたたび見せ始めている。大衆に近くて親しみやすい、だけどハイエンドでエッジーでもあるこの大都市をいま旅するなら、どこに行き、何をする?“食い倒れ”だけではない大阪に出合う旅をご紹介する。

 2023年5月、東京・歌舞伎座で開催された「團菊祭五月大歌舞伎」にて、七代目尾上菊五郎さんの孫にあたる寺嶋眞秀さんが初代尾上眞秀を名乗り、初舞台を迎えられた。 日仏両国にルーツをもつ歌舞伎俳優の誕生を寿ぐ祝幕の制作には、フランスの現代アートとサヴォアフェール(匠の技)の融合があった。歌舞伎という日本の伝統に新たな一ページを刻む、日本とフランスにルーツを持つ歌舞伎俳優・尾上眞秀の初舞台に迫る。

 まんまるの姿、芳醇な香りに、心ときめく魅惑の果実、桃。有名ホテルの季節限定の桃スイーツから、桃のおいしさを再発見できる人気レストランの甘辛レシピ、選りすぐりの桃のお取り寄せまで桃好き必見の情報をお届けする。

 ドイツのマインツからオランダのハーグまで、ライン川と運河をクルーズしながら、アムステルダムに集結した史上最大規模のフェルメール特別展を観に行くという、アート好きにはたまらない旅が今春、実現。フェルメールの絵をこよなく愛する美術ジャーナリスト鈴木芳雄が、日本の客船「セレナーデ号」に乗船し、リポートする。

 その他にも次のような豪華記事を掲載。「安藤忠雄さんインタビュー」「片岡仁左衛門さんインタビュー上方芸能の魅力を語る」「“庭未満”の喜び」「ジョルジュ・フランソワ 魅惑のブーケ」「いま再び、品格とエレガンスが新しい――この秋、気分はクラシック」「口元の清潔感の作り方」「ウェルネス防災2023」「辛酸なめ子 この人を深堀り! 俳優・岸 優太さん」ほか。

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