マッチングアプリが超高齢社会の救世主になる? ホリエモンの大胆な未来予測が話題
家の外に出て、新しく出会った人と交流し関わりを深めることは、運動不足の解消になるし、認知症の予防にもなる。そのように高齢者が生き生きと元気になることによって、超高齢社会における医療費や介護費などの社会保障費の軽減にも直結するのだという。だからこそ、シニア向けのマッチングアプリが「日本を救う」と結論づけるのである。
そうした未来においては、恋愛・結婚に限らず、多彩なジャンルのアプリが増えることだろう。恋人や結婚相手を今探している人はある程度限られるわけだが、なんらか趣味などの仲間を見つけたいと思う人は相当数いるはずだ。今後、どのようなサービスが登場するか、期待は高まる一方である。
本書には他にも、興味深くユニークな予測が数多く記されている。例えば、ChatGPTによってついにドラえもんが登場したと論じたり、SF映画に登場する人工冬眠の活用法を提案したりしている。そんな本書に通底する堀江氏のメッセージは、変化を恐れるなということ。氏の語るように、テクノロジーはいよいよ急激に進化していくかもしれないが、それを楽しみ有効活用しながら生きていくことが求められるだろう。